「世界のナベアツ」のニュース (169件)
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"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』
見て見ぬふりをする、全ての人間へ宣戦布告する。常識や一般論を振りかざして、今の社会を生み出した大人たちへ宣戦布告する。そしてバッシングを恐れ、世間におもねろうとする自分自身へ宣戦布告する。片嶋一貴監督...
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M-1決勝出場「北関東の星」U字工事が急成長を遂げた理由
「M-1グランプリ」とは基本的に、その日の漫才の出来だけで勝負が決まる短期決戦の舞台である。だがそれと同時に、長い目で見て、1年間でどれだけ漫才師として成長することができたかが問われている、という側面...
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入手!NHKと法務省を糾弾する奇妙な「千円札」
奇妙なメッセージがプリントされた千円札が流通している。NHKと法務省を糾弾する内容で、茨城県内で発見された。入手した人物からオカルト評論家の山口敏太郎氏の手元に届いたが、いったい何の意図があるのだろう...
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東京進出13年目 千原兄弟の「真のブレイク」とは
昨今のテレビお笑い界には、「個人芸から集団芸へ」という大きな流れがある。90年代半ばの「ボキャブラブーム」以降、個人が面白いネタを演じたり面白い話をすることよりも、その芸人がいかに巧みにいじったりいじ...
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芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』
松山ケンイチが珍しく普通のサラリーマンを演じた『うさぎドロップ』。撮影時6歳だった芦田愛菜は完成された女の子走りを見せる。(c)2011『うさぎドロップ』製作委員会SABU監督作品の主人公たちは、とに...
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黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』
ハビエル・バルデム主演の親子ドラマ『BIUTIFULビューティフル』。映画を見終わってから、じんわりと熱いものが込み上げてくる。(C)2009MENAGEATROZS.deR.L.deC.V.,MOD...
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刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き!
雑居房で過ごす5人の男たちは、お正月の「おせち料理」を賭けて熱きフードバトルを繰り広げる。(c)2011『極道めし』製作委員会(c)土山しげる/双葉社花輪和一原作、崔洋一監督作『刑務所の中』(02)で...
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マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』
大阪生まれの梁英姫監督の姪っ子にあたるソナちゃん。ピョンヤンの外貨レストランで、アイスクリームを愛おしそうに食べる。そこは"地上の楽園"と謳われ、9万人以上もの人々がユートピアを求めて海を渡った。これ...
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『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』
"赤い稲妻"クリムゾンボルトを名乗り、街の悪党どもに襲い掛かるフランク(レイン・ウィルソン)。どー見ても、お前が変質者だよ!CrimsonBolt,LLC(c)2010B級のパチモノ映画と思ってスルー...
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この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』
田舎の女子中学生ユーキ(大場はるか)がハンディを乗り越えて、ダンス特訓に励む『あぜみちジャンピンッ!』。浜崎あゆみへの楽曲提供で知られる長尾大(D・A・I)が音楽を担当。(c)アイマックス15歳の少女...
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ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』
メタリカが楽曲提供している『メタルヘッド』。ナタリー・ポートマンの初プロデュース作なのだ。(c)2010HesherProductions,LLアスリートでいえば"ゾーン状態"に入っているのだろう。今...
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明石家さんま テレビが生んだ「史上最大お笑い怪獣」の行く末
7月24日、明石家さんまが『笑っていいとも!』(フジテレビ)の人気コーナー「テレフォンショッキング」にゲスト出演を果たした。約1年ぶりに同コーナーに出演したさんまは、当初の予定を大幅に延長して、放送時...
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愛されアナーキスト・笑福亭鶴瓶が極めた「玄人による素人話芸」とは
『ゆれる』で国内の映画賞を総なめにした西川美和監督による最新作『ディア・ドクター』が6月27日に公開された。医療問題を扱うこの作品で映画初主演を務めたのは、落語家の笑福亭鶴瓶。ある秘密を抱えながら僻村...
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島田紳助 "永遠の二番手"を時代のトップに押し上げた「笑いと泣きの黄金率」
6月27日、夏の特別番組『FNSの日26時間テレビ』の記者会見がフジテレビ本社で開かれた。同番組は、7月25日19時から翌日まで約26時間にわたって生放送される。今年は島田紳助が初の総合司会を務めるこ...
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FUJIWARA くすぶり続けたオールマイティ芸人の「二段構えの臨界点」
FUJIWARAの藤本敏史が、6月7日放送の『マルコポロリ!』(関西テレビ)にて、かねてから噂されていた木下優樹菜との交際を初めて事実上認めた。島田紳助率いるヘキサゴンファミリーから、今が旬のタレント...
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トータルテンボス 進化を止めない本格派コンビを育てた「M-1急転直下の挫折劇」
『漫才ベストライブ「しのびねぇな。かまわんよ。』(よしもとアール・アンド・シー)トータルテンボスは、今年で芸歴13年を数える中堅芸人だ。ツッコミの藤田憲右のアフロヘアーがトレードマークの彼らは、今では...
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『エンタの神様』を目指した『あらびき団』が、エンタに逆転勝利した日
今回ツッコませていただくのは、6月22日放送の『あらびき団』(TBS系)。1週前の15日放送分から2週にわたって「初顔SP~あらびき団地~」と銘打って、初顔の芸人ばかりが出演した企画。"あらびき芸人"...
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スギちゃん 実直な人柄でチャンスをつかんだ「芸人再生工場の最終兵器」
かつて、プロ野球の世界でヤクルトスワローズなどの監督を長年務めた野村克也は、伸び悩んだ選手や新加入の選手の起用法を工夫して、彼らの新たな才能を発掘してみせた。その卓越した手腕から、彼の選手育成術は「野...
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萩本欽一 テレビを作り、テレビに呑み込まれた「巨人の功罪」
3月27日、特別番組『悪いのはみんな萩本欽一である』(フジテレビ系)が放送された。これは、BPO(放送倫理・番組向上機構)が発表した「最近のテレビ・バラエティー番組に関する意見」を受けて、フジテレビが...
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TOKIO長瀬は落語家に転身? 大物噺家が門戸開放「もろ手を挙げてウエルカム!」
人気落語家でラジオパーソナリティーの笑福亭鶴光(72)が10日、本紙の独占インタビューに応じ、このところ離脱が相次ぐジャニーズタレントたちを、大歓迎で受け入れたいと表明した。元NEWSの〝山P〟こと山...
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キレ味、喉ごしが違うアクション! 黒帯美少女の"涙拳"が炸裂『KG』
ノーワイヤーで宙を舞う"カラテガール"こと武田梨奈。スカートを覗こうとするヤツは容赦しないぞ!(c)2011東映ビデオアマゾンラテルナ現役女子高生ながら空手の有段者という経歴を引っさげ、『ハイキック・...
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エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』
『CUBEキューブ』の奇才ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の最新作『スプライス』。遺伝子の組み換えで誕生した美しき新生命体ドレンを演じるのは、フランスの美人女優デルフィーヌ・シャネアック。纏足みたいに細い足...
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なだぎ武 R-1二連覇を成した演技派芸人の「本当の運命の出会い」とは
3月6日、以前から交際していることを公表してきたお笑いタレントの友近と「ザ・プラン9」のなだぎ武が破局したことが明らかになった。2人は、「ディラン&キャサリン」というネタを共に演じる芸人仲間でもあり、...
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氷の心を持つ芸人・東野幸治が生み出す「笑いの共犯関係」とは
6月18日放送の『アメトーーク』(テレビ朝日)のテーマは、「後輩の山崎に憧れてる芸人」だった。関根勤、東野幸治、TKOの木下隆行といった芸人が集まって、アンタッチャブルの山崎弘也の知られざる魅力を明ら...
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ハリセンボン 徹底した自己分析で見せる「ブス芸人の向こう側」
2005年から06年にかけて深夜で放送されていた『10カラット』(TBS)というコント番組があった。ここに出演していた10組の若手芸人の中で、明らかに頭一つ抜きん出ていたのは、オリエンタルラジオとハリ...
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松本人志 結婚発表で突如訪れたカリスマの「幼年期の終わり」
5月17日、ダウンタウンの松本人志が結婚したことを発表した。相手は一般人女性だとされていたが、のちに元お天気キャスターの伊原凛さんだと判明した。彼女は現在妊娠中だという。私は一お笑いファンとして、この...
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はんにゃ アイドル人気を裏打ちする「喜劇人としての身体能力」
笑いには、大きく分けて2つの種類がある。動きで見せる「視覚的な笑い」と、しゃべりで聞かせる「聴覚的な笑い」だ。近年のテレビバラエティ界では、「聴覚的な笑い」の方が価値の高いものとされてきた。ビートたけ...
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土田晃之 元ヤン、家電、ガンダム......でも嫌われない「ひな壇の神」の冴えたやりかた
かつて、本連載の中で品川庄司の品川祐について取り上げたとき、「なぜ品川は嫌われるのか?」という問題について考察してみた(記事参照)。品川には、有吉弘行が命名した「おしゃべりクソ野郎」というあだ名に代表...
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タカアンドトシ 非関西系漫才のツッコミ新境地「欧米か!」が生まれた理由
漫才とは、言葉の快楽を追求する芸能である。あるフレーズの響きが気持ちいいかどうか、ということがとても重要で、その理想を求めて漫才師は自分たちの言葉をつむいでいく。関西と非関西で比較したとき、ツッコミの...
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村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある?
松山ケンイチ、菊地凛子主演『ノルウェイの森』。大学生のワタナベは自殺した親友の恋人・直子と再会し、交際を始める。(c)2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン1987年...