
いきものがかり突然の活動休止、「放牧宣言」の言葉を選んだ理由は
「SAKURA」や「ありがとう」などの人気曲を手掛けた3人組人気バンド、いきものがかりが3人での活動をしばらく休止すると発表した。9年連続でNHK紅白歌合戦に出場するなど、幅広い世代から人気を集めていた彼らの突然の活動休止のニュースの真相をまとめた。
2016年がメジャーデビュー10周年! いきものがかり突然の「放牧宣言」
3人組人気バンドのいきものがかりが「放牧宣言」を行った。これは、1月5日にいきものがかり公式WEBサイトで発表されたもので、早速大きな反響を呼んでいる。
人気バンド「いきものがかり」が5日、公式サイトで「いきものがかり放牧宣言」を発表。
いきものがかり「放牧宣言」 活動10年の節目終え「それぞれ自由になってみよう」 -Sponichi Annex
デビュー10周年となった2016年には、自身らの魅力を動画で語ったり多くのライブを開催したり精力的に活動していた。また、2017年の年明けのお祝いを3人そろった写真と一緒にSNSに載せたばかりで今年も活躍を楽しみにしていたファンも多いようだ。
遅くまでご覧頂いた皆様ありがとうございました!いきものがかりもこれにてデビュー10周年イヤー納め…!!!2016年はいつも以上に大変お世話になりました!たくさんの温かい応援ありがとうございました!!!
— いきものがかり公式 (@IKIMONOofficial) 2016年12月31日
改めまして明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い致します! pic.twitter.com/iV9kcVPf6j
あくまでも「放牧宣言」 メンバーや所属事務所は「活動休止」や「解散」の文字は使わず!
いきものがかりが5日に発表したのは「放牧宣言」であった。メンバーは公式サイトにもメッセージを残している。
10年間、3人で一生懸命に頑張ってきたので、
ここらで一度、
メンバーそれぞれ、
自由になってみようと思います。
好きなことをやってみたり、
新しいことをはじめてみたり、
ぼーっとゆっくりしてみたり、
行ってみたかったところへ旅に出てみたり。
それぞれの未来を、もっと広げるために。
3人の物語を、もっと長く、
もっと楽しく、続けるために。
いきものがかり放牧宣言。
ここでひとまず「今まで、ありがとう。」
そして「これからも、よろしく。」
いきものがかりは3人が帰って来る場所です。
またみなさん笑顔で、会いましょう!
それでは行ってきます。
放牧!
いきものがかり放牧宣言
3人そろっての活動は休止するようだが、いきものがかりの所属事務所であるキューブのスタッフもコメントの中に「活動休止」や「解散」の文字はない。また、すぐ近いうちに活動する姿を見ることができるのかもしれない。
この新しい一歩をどのように伝えるか、チーム全体で考え、「放牧」と表現することに致しました。
ファンの皆様をはじめ、関係者の皆様にはご心配をおかけしてしまうことと思います。
これより一度、3人はそれぞれに自由な活動をして参りますが、「放牧宣言」にもある通り、彼らの帰る場所がいきものがかりであることに変わりはありません。
いきものがかり放牧宣言
結成は1999年、バンド名の由来は「生き物係」 メジャーデビューまで長かった路上ライブ生活
春の定番ソングとなった「SAKURA」で2006年にメジャーデビューを果たしたいきものがかり。それまでにも、路上ライブで活動していたことで知られている。
いきものがかりの公式プロフィールによると、小学校時代からの同級生であるリーダーでギターの水野良樹(34)とギターとハーモニカの山下穂尊(34)が小学生時代に生き物係をしていたことを縁にユニットを結成。そこへ、2人の同級生である吉岡君の紹介でボーカルの吉岡聖恵(32)が加わり、1999年に今のいきものがかりになった。
そこから約7年間も神奈川県の海老名市などを中心に路上ライブ生活が続いたという。その時に奏でていた音楽がメジャーデビュー後も要になっていったとメンバーは話している。
「いきものがかりってバラードが元なんですよ。路上の時はバラードじゃないと人が立ち止まらなかった。男の子2人とかだったらジャカジャカしていると女子高生が止まったりするけど、うちらはとりあえずアップをやっても誰も聴いてくれなかったっていう経緯があって」(山下穂尊)、「だから自然とそこが基軸になりましたね。で、ライブハウスに出始めてからアップテンポもやるようになって、さらにデビューしてから『じょいふる』みたいな曲が出てきたっていう」(水野良樹)。路上で鍛え上げたバラードを原点に、「じょいふる」といった異色のポップソングなど、作品の幅を広げていき、それがグループの“格”を押し上げていったと言えるだろう。
デビュー10周年のいきものがかりの魅力を徹底解剖! ファンが選ぶ“思い出の曲”も発表!! -ORICON STYLE
長かった下積み時代を経て、多くの人気を集めるバンドへ成長したいきものがかり。活動再開を早くも多くのファンが待ち望んでいる。
活動休止のいきものがかり「プライベートでは、ぜんぜん仲良くない」
デビュー10周年の2016年を乗り越えた矢先に「放牧宣言」を行ったいきものがかり。
2016年3月に日本テレビの「おしゃれイズム」という番組に3人が出演した際、MCを務める上田晋也からの質問に、メンバーの水野が「プライベートでは全然仲良くないっていうか」と発言したことがある。年1回程度しか、仕事外では会わないというエピソードを披露していた。
「プライベートでは、ぜんぜん仲良くないっていうか……」という気になる発言が飛び出た。
いきものがかり「プライベートは不仲」その事情とは? -日刊大衆
とはいえ、同じ番組内では「目指す音楽の方向性は3人そろっている」という旨の発言をメンバーがしていたようだ。
いきものがかり突然の発表で「まじ?」「嫌だ!」連発! ネット上では大反響
人気3人組バンドいきものがかりの「放牧宣言」にネット上では驚く人や悲しむ人が多く見られた。
えええ、いきものがかり
— なかたにほのか (@gun93ddd) 2017年1月5日
だいすきなのに、、、
えええ!?!いきものがかりまじ?!
— nao (@na_m615) 2017年1月5日
いきものがかり好きやったのに。
— さき (@SK1203Y) 2017年1月5日
再開を待っとこ!!!
#放牧宣言#いきものがかり pic.twitter.com/TOGZRryNwD
「放牧宣言」はしたものの、メンバーはこれから、個人で活動を続けていくとしていて、2017年は新しい場面での活躍を見ることができそうだ。