ウルトラマンシリーズの怪獣を人気絵師が続々と擬人化するという異色の試みで話題を呼んでいる「ウルトラ怪獣擬人化計画」。本企画をショートアニメ化し、アニメ配信サービスdアニメストアで2016年秋から配信予定の『怪獣娘(かいじゅうがーるず)~ウルトラ怪獣擬人化計画~』のメインキャストが発表された。

アギラこと宮下アキ役に飯田里穂、ミクラスこと牛丸ミク役に鈴木愛奈、ウインダムこと白銀レイカ役に遠藤ゆりか。そしてこの3名が主題歌を歌うユニットの名前の公募も6月30日より開始された。

気になる本作のストーリーだが、本作の世界では人類と怪獣の戦いは終結し、何と怪獣たちの姿に変身できる「怪獣娘」たちが現れ、特別組織「GIRLS」を結成しているという驚きの展開だ。
そこに新人としてアギラ、ミクラス、ウインダムの3人が配備され、立派な怪獣娘になるべく訓練を受けるという怪獣娘たちによる笑いあり涙ありバトルありのドタバタコメディだ。

アギラ、ミクラス、ウインダムといえば『ウルトラセブン』に登場したカプセル怪獣たちだ。主人公モロボシ・ダンがウルトラセブンに変身できない時に代わりに怪獣や宇宙人たちと戦ってくれる人類の味方怪獣の代表格だ。
では頼もしいかというとそういうわけでもなく、シリーズ通して戦績には黒星が多く、役に立たなかった場面が目立つ。しかし、そんな彼らが奮闘する姿に多くのファンがいるのも事実だ。本作で彼らの名前を受け継ぐ彼女たちも目立つことが苦手だったり、脳筋だったり、オタクであったりと愛され要素が満載のキャラ設定だ。
そしてそんな彼女たちが結成した主題歌ユニットは一般公募されている。公式Webサイトにて6月30日から7月15日まで予定している。公式サイトではユニットの情報以外にも追加キャストの発表を含むアニメの詳細や各種キャンペーン情報なども順次公開予定だ。
円谷プロが送る一風変わった怪獣?たちの新たな物語に注目したい。

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