巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

0

インパクの跡地を巡ってみよう

21世紀最初の年に政府主催で1年間実施された「インターネット博覧会〜楽網楽座(らくもうらくざ)」(通称インパク)をみなさんは覚えていますでしょうか?

え? 覚えてない? 実は私もすっかり忘れていました。時の内閣総理大臣森喜朗氏がマウスをカチャカチャ動かして「おもしろいですよ」とやっていたテレビのCMをかすかに覚えていますが……。

「インパク」とは2000年12月31日から1年間インターネット上で21世紀を祝う政府の新千年紀記念行事として開催されるたイベントで、地方自治体や企業、NPOなどが様々なテーマのパビリオン(ホームページ)を設置・運営し、「インパク編集部」には編集長として荒俣宏氏や糸井重里氏らが起用されていました。日本のインターネット技術を普及・発展させIT産業とPCの需要拡大により経済の好況を生む事などが目標として掲げられていましたが、当初から国家予算の無駄遣いと陰口をたたかれ当時まだ世のネット環境はアナログモデムで接続していた人も多かったのにFLASHを使った重いコンテンツの数々。本当に観たい人達に見せないで一体誰に何を見せたいのか? と世間からは散々な評価をされてしまいました。

あれから4年、「オリンピックなどに匹敵する国際行事を作り出し21世紀に残す」べきインパクのパビリオン跡地はどうなったのか調べてみました。

インパクの入り口、homeとなっていたhttp://www.inpaku.go.jp/は既に繋がらず(2002年の1月に削除されている)跡地となる各コンテンツは現在アーカイブでしか観ることができません(→こんな感じ)。とは言えエキサイトで「インパク」で検索すると約13000件、インターネット博覧会でも約3000件の検索結果が出てきます。各企業や団体のコンテンツは結構残っている様です。ブロードバンド時代の今なら十分に楽しめるコンテンツも多いのではないでしょうか?何ヶ所か巡ってみました。

ほぼ日刊イトイ新聞 - インパクを遊ぼうぜ
 糸井重里さんのページ。当時の様子がいろいろと読めます。

インターネット博覧会日本テレビ参加企画 『競りマニア』
 日本テレビのページ。電波少年のような企画をやっていました。

インパク黙認イメージソング『インパク音頭』
 桃井はるこさんのページ。黙認ソングは当時も話題になりました。

インターネット博覧会:TBSパビリオン
 TBSのページ。一部消えてしまっていますがさすが「世界遺産」を放送する局です。

インパク京都府 源氏物語パビリオン
 京都府のページ。京都らしいコンテンツになっています。デザイン賞、アイデア賞を受賞しました。

インパク神奈川館
 神奈川県のページ。2001年に行われたロボフェスタとのコラボになっています。

"標高7000m!?"のワンダーワールド【静岡県】
 静岡県のページ。多くの賞を受賞しただけあって今見ても凝ったページだなぁと感心してしまいます。

== 遊びの企画会議 ==
 愛知県のページ。リアルで行われたイベントのスペシャルページ。遊びが満載です。

総理官邸キッズルーム/たいせつな話
 首相官邸のキッズコーナー。当時は森首相でしたが今も「やさしいIT講座」としてそのまま残っています。

企業よりも自治体等の方がインパクのページをしっかり保存していたのはちょっと意外でした。時代を感じさせる物もありますが今見てもおもしろい物が沢山ありますね。もしインパクが今開催されていたらもっともっと盛り上がったのではないでしょうか。(耕平

2004年11月5日 00時00分

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品