
クロッケー(<a href=http://media.excite.co.jp/News/weekly/040106/topics_p05.html target=blank>週刊エキサイト「マイナースポーツ」特集</a>より
ゲートボール(Gateball)と言えば高齢者のためのスポーツと思っている人がほとんどだろうが、実はこれ、もともとは子どものためのスポーツとして考案されたもの。そしてその発祥地は日本である。
ゲートボールは1947年、北海道在住の鈴木栄治氏が、戦後の混乱の中で満足な遊び道具のない子どもたちが、手軽にできるスポーツとしてフランスの伝統的な競技「クロッケー」をヒントに考案したもの。何でも保線区員が肩にかついでいたツルハシを見て、進駐軍の米兵がやっていたゲームを思いだしたのだとか。そのゲームがクロッケーだったというのは後から知ったということらしい。
その後、ゲートボールは手軽で体力的な負担も少ないという特性から、当初の目的であった子どもたちへの浸透とは裏腹に高齢者に適したスポーツとして脚光を浴びるようになっていった。1984年にはゲートボール界を統括する団体として財団法人日本ゲートボール連合が設立。47都道府県が加盟し、統一ルールのもとで競技されるようになり、今では世界大会も行われている。アルゼンチン、アメリカ、カナダ、韓国、シンガポール、中国、パラグアイ、ブラジル、ロシアなど20カ国で約1000万人のプレイヤーがいるとか。ちなみに日本でのゲートボール人口は、約190万人(10歳以上)。10歳から14歳が16万人、15歳から19歳が3万人、20代、30歳代がそれぞれ7万人とか。
考案されて半世紀、遅ればせながらゲートボールの若年化が進み、ジュニア大会も開かれるようになった。(こや)
ゲートボールは1947年、北海道在住の鈴木栄治氏が、戦後の混乱の中で満足な遊び道具のない子どもたちが、手軽にできるスポーツとしてフランスの伝統的な競技「クロッケー」をヒントに考案したもの。何でも保線区員が肩にかついでいたツルハシを見て、進駐軍の米兵がやっていたゲームを思いだしたのだとか。そのゲームがクロッケーだったというのは後から知ったということらしい。
その後、ゲートボールは手軽で体力的な負担も少ないという特性から、当初の目的であった子どもたちへの浸透とは裏腹に高齢者に適したスポーツとして脚光を浴びるようになっていった。1984年にはゲートボール界を統括する団体として財団法人日本ゲートボール連合が設立。47都道府県が加盟し、統一ルールのもとで競技されるようになり、今では世界大会も行われている。アルゼンチン、アメリカ、カナダ、韓国、シンガポール、中国、パラグアイ、ブラジル、ロシアなど20カ国で約1000万人のプレイヤーがいるとか。ちなみに日本でのゲートボール人口は、約190万人(10歳以上)。10歳から14歳が16万人、15歳から19歳が3万人、20代、30歳代がそれぞれ7万人とか。
考案されて半世紀、遅ればせながらゲートボールの若年化が進み、ジュニア大会も開かれるようになった。(こや)
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