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ゲーム雑誌編集者に聞いた、「ドラクエ攻略本」製作裏話

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君(amazon)。今回はきちんと3Dなので、他人の家にあがりこみ、思うさまタンスの引き出しをあけまくる、ツボを割りまくるというドラクエならではの不躾な行為が、より犯罪的!

11月27日。珍しく延期ナシで、最新作「ドラゴンクエスト8」が発売された。だいぶ前に予約したかいあって、初日に入手し、日夜おとなげなく目が充血するほど励んでいるわけだが、このドラクエ、情報を外にもらさないきっちりした管理でも有名である。

そこで、ゲーム雑誌編集をしている友人に、攻略本を作る際の苦労を聞いてみた。

「発売前にソフトを一切外に出さないから、編集担当者はライターやバイトを10人ぐらい連れて、エニックスの会社に通うんです。しかも、雑誌ごとの時間が予約で決まっていて、他誌とぶつかることもない。さらに、普通のソフトはいろいろ情報をもらえるけど、ドラクエはほとんど情報がないから、自分たちで徹底的にデータをとらなきゃいけないんですよ」

ドラクエ班は編集者を含めて10人ぐらいで、ストーリー担当と、データ担当、カジノなどのミニゲーム担当などに分かれている。そのうち、敵モンスターのデータとり専門は3〜4名。ひたすらゲームが好きな学生などをバイトで雇い、とにかく地道にデータをとるそうだが、その方法は、気が遠くなるような作業だ。

「あらかじめある程度自分のレベルを上げ、強めの相手にも通用するぐらいにしておいて、最小攻撃力の武器でチクチク1つずつHP(生命力)を削っていくんです。それで、何回で倒れたから、このモンスターのHPはいくつだとか、計算する。いつもは『ひのきの棒』でやってたけど、今回は、それだと死んじゃうモンスターがいるから、『毒バリ』でやってますよ」

この「毒バリ」、攻撃力は小さいが、急所を突くと1回で相手が死んでしまうため、その場合はやり直しとなる。私なんぞは、毒バリは1回で倒せることも多いので、けっこうお気に入りアイテムなのだが(物騒でスミマセン!)…。しかも、モンスターの中には、途中で回復呪文の「ホイミ」を唱えてしまうものもいるため、せっかくチクチクHPを削っておいても、これも最初からやり直しになるそうだ。

「だから、何より先に『マホトーン』(相手の呪文を封じ込める呪文)! マホトーンは必須ですよ。ただ、最初にマホトーンかけておいても、途中で相手に『やくそう』(体力を回復させる)を使われたら、またやり直しだけど…」

こんな涙ぐましい努力の末に、攻略本ができているとは! おまけに、最近ではネットで情報もかなり流れてしまうし…もう、好きじゃなきゃやってられません。(田幸和歌子)

2004年12月3日 00時00分

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