「きのこの山」と「たけのこの里」はどっちが売れているのか
無人島にどちらか一つだけ持っていくとしたら…
私たちは誰しも、人生においてある大きな決断を迫られる時がある。「きのこの山」か、「たけのこの里」か…。


というのは、言わずと知れたロングセラー商品、明治製菓のチョコスナック「きのこの山」と「たけのこの里」のことである。明治製菓のホームページによれば「日本初のパロディお菓子」として1975年に発売されたのが「きのこの山」で、その4年後、「たけのこの里」が登場。ともに30年近くも不動の人気を得続けているわけである。

それにしてもこの二つ、どっちを好むかは本当に人それぞれ。かく言う私は「きのこ」派なのだが、ごくたまーに「たけのこ」も食べたくなって、うーむ、甲乙つけがたい!

では実際「きのこの山」と「たけのこの里」、どちらが売れているのか! 明治製菓に問い合わせてみることにした。

それによれば「どちらも大変お客様にご好評をいただいておりまして」としながらも、「数年前に調査させていただいたところ、若干ではありますが、『たけのこの里』の方が多く売れているようです」とのお答え! 「きのこ」派の私としてはなんだか悔しい…。


また興味深いことに、子供たちには「たけのこの里」が支持され、年齢層が高くなるにつれて「きのこの山」がより売れる傾向にあるらしい。

ちなみにパッケージ裏の「内容量」を見てみると「きのこの山」の1箱あたり「89g」に対し、「たけのこの里」は「84g」と少なく、お得感(微妙過ぎますが)では「きのこ」派に軍配か。

こうしている今も日本の至るところで「きのこ」派と「たけのこ」派の終わりなき衝突が巻き起こっているのだろうか。あなたはどっち派?(スズキナオ)

※明治製菓のサイトによれば、「きのこ」「たけのこ」に次ぐ幻のチョコスナック「すぎのこ村」と「いも作くん」が復刻されたとのこと。これはヤバイ!