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印刷業界における「のぞき」と「ストリップ」

これが、印刷業界の「のぞき」

どんな業界にも専門用語というのはつきものだが、それが一般的に「困った意味」で通用しているものだと、大声で言うのはちょっと恥ずかしかったりする。

バーバラが印刷会社工場の人と話しているとき、「『のぞき』がどうのこうの…」という声が聞こえた。はたまたあちらでは「『ストリップ』がどうのこうの…」という声が。
トホホ、皆さんはお仕事の間もそんなえっちなことしか脳みそにないんですか〜、と脱力したバーバラに、笑いながら「違うんですよ」と印刷会社の人は説明してくれた。

株式会社宗美の西澤さんによると、
「印刷の版を作るとき、まず、原稿から製版フィルムを作ります。それをアルミの版に焼き付けるのですが、それを手作業で行うときは、『のぞき』と言うのです。また、製版フィルムを一部修正する作業のことを『ストリップ』と言います」
とのこと。

なぜ、「手焼き製版」のことを「のぞき」と言うのかは、「トンボ(位置合わせに使われる十字型のしるし)をルーペでのぞいて位置を合わせるから」だそうだ。
ちなみに「機械製版は何というのですか?」と伺ったところ、「コバ」と言うのだそうです。こちらは自動製版機の「コバステップ」という商品名からきたものだそう。「のぞき」に、「コバ」ですか…。語源が違うと響きもずいぶん違いますなぁ。

「ストリップ」の語源は、製版フィルムの一部修正に使う、「ストリップフィルム」からきている。「はがすから、ストリップというのでしょう」とのお話。

西澤さんのお話では、
「しかし、これもアナログの話です。今では当社もCTPという製版フィルムを使わない製版機を導入していますし、ストリップフィルムも今では生産中止しています。これも時代の流れですね」
ということだった。

印刷業界の「のぞき」と「ストリップ」はまもなく死語になるらしい…。
寂しいような、残念なような、複雑な気持ちのバーバラなのであった。(バーバラ・アスカ 

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2005年2月23日 00時00分

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