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知られざる「ヤンキー雑誌」の世界

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キャッチコピーは「ド目立ちチューン全開VARI×2MAGAZINE」だ。言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信です。

知らない世界をのぞいてみるのは楽しいもの。今日は「ヤンキー雑誌」をご紹介したい。
 
その名も『チャンプロード』(笠倉出版社)。表紙をめくると、いきなりファッション通販の広告があり、「暴走天使御用達」特攻服やボタンセット、ワッペンなどが並ぶ。実は、ヤンキーはなぜか手づくりが好き。マメな性格は必須条件のようだ。
 
その中でちょっと気になるのは「BE―BOP HIGHSCHOOL学ラン&学ズン(ズボンのこと。なぜかボだけ省略)」。「トオル&ヒロシ人気爆発!!」だそうだが、マンガは近年まで続いてたとはいえ、リバイバルでも何でもなくフツウに今も人気というのは、ちょっと驚きである。
 
「オレら暴ヤン単車隊」という企画では、「ぶち上げ3mの自作変形2段ロケット」「クリスマスカラーに3mの3段ロケット」「自家製の7色ラメ入り」などのこてこてデコレーションの単車がズラリ。もはやメルヘンすら感じられる。しかも、今後の予定欄のコメントはみんな「解体!」「ばらす」こと!! この欄、必要なのかなぁ。

さらに気になるのは「文通希望コーナー」だ。メールやら携帯やらが発達した時代に、ヤンキーがこまめに文通ってだけで哀愁があるのに、公開された手紙の宛先住所で目立つのは「○○拘置所」の文字。これに拘置所の検閲係はみんな目を通してハンコを押してるんだろうか…。
 
また、人気連載「オレの塀のなか物語」は、なんと5月号で109回目! 何度も塀のなかとシャバを往復している25歳が登場し、「少年刑務所では、昼飯はパンとか麺類が多く、夕食はレトルトのかつかエビフライが多かったけど、鑑別にくらべれば全然うまい」「少年刑務所では麺類を『長シャリ』と言う」「トイレはガラスばり」などのトリビア(?)を披露している。

他にも、各地の刺青師が毎回登場する「刺青師を訪ねて」や、「集会での事故や抗争に注意」などという独特なアドバイスつきの「ころばぬ先の星占い」など、刺激的な注目記事がたっぷり。「最近、おもしろい雑誌がない」なんて嘆いてる人は、ぜひ一度読んでみては?(田幸和歌子)

2005年4月5日 00時00分

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