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ガチャポン誕生の背景にコンドームあり?

スーパーマーケットの店頭やコンビニ、商店街、アミューズメント施設など、いたるところにある「ガチャポン」でおなじみのカプセル自動販売機。エキサイトBitコネタで何度も紹介している注目のアイテムだ。

100円、200円という、お手軽な価格設定もあるが、やはりたくさんのおもちゃが色々ある中で、何が出てくるかわからないという、くじ引き感覚の楽しみがあることが、人気の秘訣なのかもしれない。

日本で、はじめて自動販売機が作られたのは、1888(明治21)年の俵谷高七が考案した、たばこの自動販売機。今では、あって当たり前のようなものだけれど、当時としては、それほど人々に望まれていたものとも思われない。

人々が待ち望むようなものが登場するのは、大正時代のこと。コンドームの自販機である。
製作したのは、ゴム製品と医療器具の卸販売をしていた遠藤嘉一氏(1899-2001)。当時、遠藤氏の店では、「ハート美人」というコンドームを扱っていたが、店番をしている妻を面白半分で、ひやかす客が後を絶たず、こまったというのだ。そこで、お金を入れると1ダースの「ハート美人」が出てくる、時計仕掛けの自動販売機を作り、店先に置いたのだという。すると、妻をからかう客が減るだけでなく、売上げが伸びたのである。モノがモノだけに、やはり買う側も人目を気にしていたのである。

その後、遠藤氏は、これだけで飽きたらず、その技術を応用して、1924(大正13)年に、お菓子の自動販売機を作ったのである。
機械には、自転車のベルを取り付けて、1銭を入れれば、チリンチリンと音がして、キャラメルが出てくるという仕掛けである。これが、子どもたちに受けて大人気。その後、遠藤氏は、デパートの屋上などの遊具を数多く製作、コインマシーンという新しい遊具の世界を作っていった。

人手を介さず、商品を売る機械は、遠藤氏の手によって「買う楽しみ」が加えられたのである。
ハンドルをガチャガチャ回す「ガチャポン」は、「買う楽しみ」の精神を今も伝える自動販売機なのである。(こや)

2005年8月12日 00時00分

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