「つくばエクスプレス」という名の薔薇
これが「つくばエクスプレス」だ
2005年8月24日。東京の電脳都市秋葉原と、茨城県の研究学園都市つくばとを結ぶ、通称「つくばエクスプレス」が開業しました。


早速初日から乗りに行ったのですが、エクスプレスの名はダテじゃありません。はやいはやい。踏切が無く、高架と地下とを行ったりきたりする上に最高速度が130キロ。まるでジェットコースターのような気分を味わえる区間まであります。あ、でも乗り心地はとてもよいのでご安心を。

もちろん、各駅はぴかぴか新品。
あれこれと工夫を凝らして、明るい雰囲気の駅が多く、とても気持ちがよいです。駅の周囲はまだ開発途上のところが多く、まだまだ緑も多く残されていますが、駅の構内にも目をひく植物が……。
近づいてみると、薔薇の花でした。花全体が大きく、ピンク色の花びらが可憐です。不思議なことにトゲがそんなに多くありません。
どうやら茨城県で最近作られた新種のようです。
へえ。なんていう名前なのかな?

「つくばエクスプレス」

って。え? 本当に?
ちょっとびっくり、大胆なネーミングです。茨城県八郷町の生産者さんが栽培試験を行い完成させたのだそうで。

現在、つくば駅をはじめ、多くの駅のコンコースにて、可愛い姿を見せてくれています。つくばエクスプレスに乗ったら、つくばエクスプレスの香りをかいで、お花を愛でてあげましょう。

マスコットキャラのスピーフィくんがすねない程度にね。(谷和原のぞみ/お気楽ステーション)