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電車がストップしちゃう基準(首都圏編)

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9月、杉並や中野などで浸水の甚大な被害が出た集中豪雨の際、丸の内線がストップ。雨で地下鉄ストップというのは、やっぱり相当な雨量なのですね。

7月の、千葉を中心に起きた地震のとき(東京23区は震度4)、ちょうど都営地下鉄に乗車中。留守番中の妻ワカコによると、自宅は「そうとう揺れた」とのことだが、乗ってるこっちは全然気がつかなかった。
「ただいま関東地方を中心に大きな地震が発生いたしました。徐行運転にて次の駅までまいります」みたいなアナウンスが流れて次の駅へ。ちょうど乗り換え駅だったので、下車。
ところが、同じ駅でも東京メトロやJRは運行をとりやめている。しばらく待ってみたが、何の進展もなさそう。
で、結局そのまま都営線にて「徐行で」折り返して帰宅。あとで見たニュースによると、このとき結局、運行再開まで4〜5時間かかったらしい。助かった。

前置き長いが、同じ駅でも、こうやって会社ごとに運転してたり停止してたり。こういうの、会社ごとに基準が違ったりするのか。各社広報担当に聞いてみた。

まずは都営地下鉄。「東京都交通局」に聞いてみたところ、
「震度4で時速25キロ以下の徐行、5弱で一部運転見合わせ。構内などを点検したのち、安全が確認されたら15キロで再開。5強以上になると、全線で運行中止」
とのことらしい。自分が乗ってたときは震度4だったから「徐行」という判断になったわけだ。
強風に関しては、「風速25メートル以上で運転規制」。大雨はどうかといえば、
「地下鉄ですからね。雨量がどうというよりは、構内に流れ込んでくるほどの雨という段階でもうだめですよね(笑)」
確かに。

同じく地下鉄会社の「東京メトロ」は、震度ではなく「ガル」という加速度を示す単位を基準としているらしい。
大雨や強風については、やっぱり「基本的に地下なので」明確な取り決めはないらしいが、
「葛西のほうなど、地上の路線がある東西線にはとくに、『風速15メートル以上で速度60キロ以下』『20メートルで一時見合わせ』という基準は設けています」

私鉄はどうか。
東武鉄道によると、やっぱり「震度4」から。
「時速20キロ以下の徐行運転で次の駅へ。徐行中に肉眼で路線にひびわれや線路の異常がないかを確認。次の駅で各自報告して、再開かどうか判断をくだします」
と。これが震度5になると、今度は線路を実際に歩いて同じような確認作業を行うのだという。
大雨や暴風についても、
「やはり、現場でないと分からないところもありますので、各自の判断になります」
その見極めには、熟練した目が必要なんだろう。

JR東日本はといえば、地震は「SI値」という「地震によって構造物にどの程度の被害が生じるか」を数値化した単位を2年前から導入しているんだそうだ。雨量に関しては、「1時間あたりの降雨量や12時間以上継続して降る場合など」で判断。

各社意外に、単位など基準がいろいろなわけですが、安全管理に細心の注意という点は変わらないよう。
途中でストップしたときも、あんまりブーたれないようにします、これからは。
(太田サトル)

2005年9月14日 00時00分

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