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瞬間最高視聴率の「瞬間」の単位は秒? 分?

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これから年末。さて今年の紅白、瞬間最高視聴率は誰が歌っている「瞬間」でしょうか。

よくテレビで聞く「瞬間最高視聴率」という言葉。
ランキング番組などでは、「関根勤さんが大きな口で笑った瞬間」「えなりくんが愚痴をこぼした瞬間」みたいな具体的シチュエーションが、ベスト10形式で発表されたりするが、あれはどうやって出しているのか。

「視聴率が最高だった瞬間」ということならば、次の“瞬間”はもう、数字が落ちている、つまり直後にテレビを消すかチャンネルを変えたことになるわけだから、逆にいえば、「最も失望した瞬間」ともいえるのではないのか。
そもそも視聴率の測定時間の単位は、分刻みなのか秒刻みなのか。視聴率調査を行うビデオリサーチに聞いてみた。

「視聴率は、関東では600世帯に調査機器を取り付けてもらい、記録された情報がコンピュータセンターに送られ、自動的に集計されるしくみです。この数値は、分単位で出しているんですよ」
たとえば、ドラマなら54分とか、サッカーの試合なら120分とかの放送分数があるなか、それぞれ毎分の視聴率を出し、それを合計したものを分数で割り出している。この高いときと低いときをならした数字が「平均視聴率」なのだとか。
でも、分単位の計測なら、「瞬間」じゃないじゃん!
「紛らわしいので、私どもでは実は『瞬間最高視聴率』という言葉は使ってないんです。毎分測定したなかで、いちばん高いときという意味で、正式には『毎分視聴率の最高値』といってます」
つまり「瞬間最高視聴率」は、テレビ局側が生み出した言葉なんですね。

局ではビデオリサーチのデータを購入して「瞬間最高視聴率」を発表しているわけだが、となると、最高だった瞬間は「1分間」というある程度の幅になる。
つまり「○○が○○した瞬間」という発表は、いちばん数値が高かった1分間の中で、スタッフが「最もオイシイ」と思ったシーンを抜いてきたのではないだろうか。

そういえば、「『水戸黄門』では、由美かおるの入浴シーンになると、異常に視聴率が上がる」とよく言われているが、あれもある程度、スタッフが「オイシイ」と思って発表してるってことだろうか? 確かにオイシイですけど。
(田幸和歌子)

2005年12月1日 00時00分

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