なんでも、カタツムリはもともと驚異的な自己復元能力を持つ生き物なのだそうで、粘液に含まれる“ミュシン”なる成分には、皮膚復元力や柔軟作用、保湿力などさまざまな美容効果が期待できることから、海外では「魔法の成分」などともいわれているのだとか。
このたび、『シーツリー』という自然派ブランドから、この“ミュシン”を配合した美肌クリーム、『エスカラクリーム』が発売になった。はじまりは、フランス・ブルゴーニュ地方のカタツムリの養殖場から。つまり、エスカルゴなどにしていただく、食用のカタツムリである。いや、私もわりと好物ですが、まさかあの大きな殻を背負ってゆっくりと動くカタツムリにそんなパワーがあったとは……。
製造元によると、「飼育員が何かの拍子に傷を負った際に、通常より早く回復したことから、粘液の成分が着目されるようになったんです。“ミュシン”には、お肌の水分をキープするコンドロイチンや、ハリや弾力を維持するコラーゲンなどがバランス良く含まれています。
シーツリーのエスカラクリームでは、これプラス、ヒアルロン酸やキャビアエキスなど天然エキスをたっぷり配合しました。最初は糸を引くほどの粘りがありますが、なじませていくと次第にサラサラになるんですよ」とのこと。
最小限のもの(殻)しか持たず、自分のペースでゆっくり歩むことから、シンプル&スローライフを象徴する存在によく例えられるカタツムリ。スローフード協会のシンボルマークも、そういえばカタツムリである。数年前のベストセラーに『食堂かたつむり』なんて小説もありましたっけ。自然派に憧れる女性達にとって、カタツムリはいろんな意味で気になる存在なのかも!?
気になるお値段は、50mlで2,499円。
(まめこ)