海外旅行慣れしてないと、滞在先での移動手段に困りませんか? 外国では電車やバスの乗り方が日本とは随分異なっている場合が多く、私はとても不安になります。
ところがフィンランドのヘルシンキを旅行したとき、乗り物の乗り方があまりにも簡単で、拍子抜けするほどでした。
どのぐらい簡単かというと、まずヘルシンキの地下鉄には改札がないのです! もちろん切符売り場や券売機はあり、事前に購入しておくのですが、駅員さんがチェックすることはなく、そのままホームに入れました。何かの間違いでは? と、切符を通すところを必死に探す私を尻目に、みんな涼しい顔でスイスイ入っ て行きます。えええ~っ。同じヨーロッパでもパリでは改札に切符を入れて、自分でバーを押さないとホームに入れなかったのに!
そして地上には市内を縦横する緑色の路面電車トラム。このトラム、主要スポットのほとんどを回るので、観光客が最も利用する乗り物ではないでしょうか。そしてまた乗り方が楽チン! 前から後ろから、どこからでも乗ってよし。運転士さんに切符を見せる必要もなし。地下鉄といい、切符を見せなくていいんじゃ無賃乗車する人が多いのでは? 私は事前にツーリストカードと呼ばれる乗り放題券を購入していましたが、地元の人たちはどうしてるのか? と気になって観察してみると、スイカのような磁気カードをトラムの中にあるカードリーダーにピッとかざしている人を何人か発見。その他の人は切符を持っているということか……。
そしてさらに驚いたのは、フェリーでもやはり切符をチェックされなかったこと。世界遺産の「スオメンリンナ要塞」に行くため、フェリーに乗ったのですが、係員がいたにも関わらず、あっさりスルー。ちゃんと切符を購入しているにも関わらず、若干何ともいえない後ろめたさを感じてしまいました。
フィンランドでは乗り物は無賃乗車し放題なのか、そもそも無賃乗車なんてする人は皆無なのか……。フィンランド政府観光局によると、無賃乗車に対する罰金は80ユーロで、近年乗客の切符をチェックする移動検札員を増員したのだとか(たまたまなのか、私は一度も検札員を見かけませんでした)。
メトロのホームでの移動検札員の巡回によって、メトロで無賃乗車をする人の割合は2005年の5%強から4%以下まで減少したというではないか。
それならば最初から改札なり料金箱を設置するべきでは……。
(いなっち)
ところがフィンランドのヘルシンキを旅行したとき、乗り物の乗り方があまりにも簡単で、拍子抜けするほどでした。
どのぐらい簡単かというと、まずヘルシンキの地下鉄には改札がないのです! もちろん切符売り場や券売機はあり、事前に購入しておくのですが、駅員さんがチェックすることはなく、そのままホームに入れました。何かの間違いでは? と、切符を通すところを必死に探す私を尻目に、みんな涼しい顔でスイスイ入っ て行きます。えええ~っ。同じヨーロッパでもパリでは改札に切符を入れて、自分でバーを押さないとホームに入れなかったのに!
そして地上には市内を縦横する緑色の路面電車トラム。このトラム、主要スポットのほとんどを回るので、観光客が最も利用する乗り物ではないでしょうか。そしてまた乗り方が楽チン! 前から後ろから、どこからでも乗ってよし。運転士さんに切符を見せる必要もなし。地下鉄といい、切符を見せなくていいんじゃ無賃乗車する人が多いのでは? 私は事前にツーリストカードと呼ばれる乗り放題券を購入していましたが、地元の人たちはどうしてるのか? と気になって観察してみると、スイカのような磁気カードをトラムの中にあるカードリーダーにピッとかざしている人を何人か発見。その他の人は切符を持っているということか……。
そしてさらに驚いたのは、フェリーでもやはり切符をチェックされなかったこと。世界遺産の「スオメンリンナ要塞」に行くため、フェリーに乗ったのですが、係員がいたにも関わらず、あっさりスルー。ちゃんと切符を購入しているにも関わらず、若干何ともいえない後ろめたさを感じてしまいました。
フィンランドでは乗り物は無賃乗車し放題なのか、そもそも無賃乗車なんてする人は皆無なのか……。フィンランド政府観光局によると、無賃乗車に対する罰金は80ユーロで、近年乗客の切符をチェックする移動検札員を増員したのだとか(たまたまなのか、私は一度も検札員を見かけませんでした)。
メトロのホームでの移動検札員の巡回によって、メトロで無賃乗車をする人の割合は2005年の5%強から4%以下まで減少したというではないか。
それならば最初から改札なり料金箱を設置するべきでは……。
(いなっち)
編集部おすすめ