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コールセンターに電話するとやたら流れる「あの曲」

2009年8月20日 10時00分

また、あの曲や……。

仕事柄、色々な会社の問い合わせ窓口に電話をかけることがあるのだが、電話をかけるたびに気になっていることがあった。担当者につないでもらうまでに流れる保留音が、かなりの確率で「ある曲」なのだ。

ある曲とは、オリビア・ニュートン・ジョンの『そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)』。ピンとこない人も、ちょっと前に稲森いずみが出演した十六茶のCMで流れていた曲といえば思い出す人がいるかもしれない。

保留音で使われているのは歌声入りのオリジナルのものではなく、楽器演奏のみでアレンジされたもの。コールセンターに電話をかけたことのある人なら、結構な確率で聞いたことがあるはずだ。

一体なぜ、この曲だけがやたらと使われているのか? そして、誰がこの曲を提供しているのだろうか?

色々と調べてみたところ、まず、コールセンターのような大規模な電話システムの保留音は、「電話保留音源装置」とよばれる装置が使われており、その装置に付属している音楽CDから、自由に保留音を選ぶことができることがわかった。

そこで、この電話保留音源装置を作っているいくつかのメーカーに問い合わせをしたところ、シナノケンシ株式会社より、「当社で製造している電話保留音源装置の付属CDに、『そよ風の誘惑』が入っていますよ」との回答をいただいた。おお!

しかし、まだ安心はできない。筆者が聞いたことのある『そよ風の誘惑』とは、アレンジが違っているかもしれないからだ。そこで、「あのう、そのCD、貸していただけませんか?」と無茶なお願いをしてみたところ、「いいですよ」と快く承諾いただいた。ありがたい!

待つこと3日、ついに届いたそのCDをおそるおそるプレイヤーに入れ、順番に聞いてみると、37曲目に、あった。まさに探し求めていた、『そよ風の誘惑』であった。アレンジも、曲の長さも、まさに電話越しに聞いた、あのメロディーであった。

多くの企業がこの曲を採用している理由として、「この曲は昔から多くの人に愛されている曲ですので、保留中のイライラが解消されやすいのだと思います」とのこと。
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ライター情報: 珍満軒/studio woofoo

高校生に間違えられるロリータフェイスでありながらB89W69H88の肉体を持つグラマラスライター。身長174センチ、体重55キロ、男性。
好物:バナナ、ウインナー、カルピス、司馬遼太郎。
サイト:studio woofoo

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