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歯医者では、口の中で何が起こっているのか

ライター情報:田幸和歌子

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キーンというあの音には、ちゃんと理由があります。

いいトシして、いまだに歯医者に行くと、緊張と恐怖でガチガチになってしまう。あのキーンという音を聞くだけで、心拍数があがり、治療中はおそろしくて目を開けていられない。

だが、先日、歯の治療を体験した8歳の娘が、感心した様子でこんなことを言うのを聞いて、仰天した。
「先生が、歯を削る機械を指にあててくれたんだけど、全然切れないし、全然痛くないの」
!! どういうこと!? 自分のこれまでの恐怖心はなんだったのか? 口の中でいま、どんなことが行われているのか。渋谷区幡ヶ谷の坪田歯科医院・坪田泰幸院長に聞いた。

「子どもの場合、初めてだと怖がりますよね。だから、わざと切れないような仕上げ用のセラミックのポイントなどを低速で手にあてて、『痛くないんだ』と安心させることはありますよ。ただ、一般的にはダイヤモンドのバーを使いますし、何万回もの高速回転をさせたり、ギュっと強く押し付ければ、切れますよ(笑)」
そりゃそうですよね……。ところで、「先端」はどうなっているのか。
「エアタービンの先端にはダイヤモンドの微粒子がついています。歯のエナメル質はダイヤの次に固いと言われているので、それでエナメル質や歯を削ることができるんですよ」

歯を削るときの「キーン」というあの音は、エアタービンといって、圧縮された空気の力で羽根を回転させるドリルによって出るもの。高圧で圧縮された空気が、器具の穴から一気に外に排出され、そのために高い音が出るのだそうだ。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2010年1月10日 00時00分

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