よく、人から「頭を冷やせ!」と言われるくらい、見境のない行動をする私。実際、夏になると暑さのあまり本当に頭を冷やしてみる。
開けた冷蔵庫に頭を突っ込んで、「快適」とか言ってみたり。見境のない行動をしている。

しかし、そんな馬鹿をするまでもなく、頭を冷やしてくれる逸品があるのだ。株式会社シー・シー・メディコが発売する『ケイタイエアコン サンバイザー』は、サンバイザー自体が冷たくなり、身体の体温を下げてくれるらしい。

使い方は、サンバイザーの差し込み口にチューブをつないで冷却スプレーを発射。すると、おでこの部分がグングン冷えていくというから、夏場には必需品。

同社は、業界の中でもかなり早い4~5年前から冷却スプレー(身体に吹きかけると、涼しくしてくれるスプレー)を手がけており、その延長線上に今回の“冷却サンバイザー”はある。

以前より発売している冷却スプレー、ひと吹きでマイナス40度の冷気が出る強力な物だったのだが、ユーザーから「そこまで冷えなくてもいいから、もうちょっと涼しさを持続させてほしい」という要望が寄せられるように。
そこで、このサンバイザーが開発された。冷気を吹き込むと、サンバイザーが20~30分冷え続けるそうで、完全にニーズに応えている。

そして、この“冷気の持続時間”が開発で最も苦心した点。その苦労の甲斐もあり、出来上がったのが、三層構造の“蓄冷ユニット”で、ただいま特許出願中という自信作。

ちょっと説明すると、ユニットの一層目は冷気は気化するが冷却液を漏らさない役目。二層目は、冷却液を染み込ませて蓄える、保冷の役割。三層目は、冷気を蓄え漏らさないための外殻の役を担っている。

このユニットを使えば、さまざまなツールに“冷却”の機能をプラスすることが可能となる。たとえば、“冷却シューズ”、“冷却ヘルメット”、“冷却ジャケット”……、などなど。

夢は広がる一方だが、このユニットが用いられているのは既にサンバイザーだけではなかった。
4月の中旬から発売予定なのが『ケイタイエアコン サンバイザー』(3,150円)、『ケイタイエアコン リストバンド』(2個入り 3,150円)、『ケイタイエアコン ヘアバンド』(2,100円)、『ケイタイエアコン アイスカイロ』(2,100円)というレパートリー。すべて、全国のロフトなどで販売される。

4月のこの時期、寒かったり暑かったり、まだ実感が沸かないかもしれない。だが、暑さに参る季節の到来が早いのも、毎年のステレオタイプ。
あっという間に、「アレが欲しい!」というシーズンがやって来るのを、みんなは知っている。
(寺西ジャジューカ)
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