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文学の熱い戦い「ワールド文学カップ」に行った

ライター情報:田幸和歌子

「ワールド文学カップ」は、5月17日まで。お近くの方はぜひ。

6月のサッカーワールドカップを前に、いま「文学」が国別に熱い戦いを繰り広げる「ワールド文学カップ」なるものが開催されていると耳にした。

ところは、紀伊國屋書店新宿本店2階催事場。
同書店文学好きスタッフ有志「紀伊國屋書店ピクウィック・クラブ」によって、昨年開催されたフェア「対決! 共鳴し合う作家たち」の第2弾として企画されたもので、今回は650点の文学作品を53カ国のチームに編成し、フェア会期中の売上冊数に応じて、毎週ランキングを発表、会期中算の売上から文学世界ランキングを決定するという。

実際に足を運んでみると、運動会さながらに万国旗が掲げられたコーナーには、国別に本が並べられ、1冊1冊にコメントがつけられ、また、コメントをまとめた「ブックレット」が配布されていた。
こうして「国別」に並ぶと、タイトルや装丁など、どこかしらまとまり感、特有の空気のようなものが感じられるから、不思議だ。

また、教科書的に取り上げられがちな、いわゆる「名作」ばかりでなく、そのセレクトはなかなか興味深い。
「650点」は、どのような基準で選抜されたものなのか。紀伊国屋書店総務部に聞いた。

「クラブのメンバーが愛好する、ぜひとも取り上げたい作品をいったん国別に分け、どこの国に何冊足りないかを算出した上で順次埋めていきました。スタッフが実際に読んでみて、本当に面白かったものだけを選び出しています。冊数が多すぎる国については、逐一担当者同士でどちらの作品の方が面白いかを議論しました。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2010年4月16日 10時00分

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