実は、携帯電話の機能の中で最も使われているのは“カメラ機能”らしい(93.6% 「ケータイ白書 2010」より)。
確かに、私もやたらとパッシャパシャ撮ってる。
景色のいい場所に出くわしたり、あまりにも美味しい食事に遭遇したり、そんな時に。

そんな画像をどうするか? まぁハッキリ言って、知り合いに写メで送るか、ブログにアップするか、そんなトコだろう。
しかし、コレを利用してみれば、まさに“携帯新次元”。株式会社フューチャースコープが提供する『写メ字』というサービスは、技術革新の賜物で今までにないサービスになっている。

何が新しいか? まずいつもの通り、被写体を愛用の携帯電話で撮影してみる。そして、その画像をサーバーに送信。そこから、待つこと3~5秒。すると、送った画像から“人の顔”や“物”を切り取り、それを絵文字に変換した形で送り返してくれるというのだ。
絵文字に変換されるということは、自分が撮った画像をデコメールの素材にできるということ。ここに、世界でたった一つのオリジナル絵文字の誕生!

同社は以前よりデコメールのサイトも運営しており、ユーザーから「皆と同じデコメはイヤ!」なんて乙女心あふれる要望をモロに受け止めてきていた。だからこそ、このサービスは誕生したという。

そして、画像から人の顔を切り取る場合が要チェックポイント。
たとえば、大勢で集まって集合写真を撮影する場合。大勢の顔が写っているにも関わらず、サイトでは最大で20名くらいの顔を一気に検出。一人一人の顔を切り取って、一挙にまとめて送り返してくれるというから、あまりにも豪快なサービス精神である。

そして、“人”ではなく“物”を撮影する場合。やはり、“物”という存在自体を認識して送り返してくれるのだが、実はこれは世界初の技術。
デジカメでも何でも、今まで人の顔を認識する技術は存在していた。しかし、物を認識することはできなかったそうなのだ。それを成し遂げたのは、実は『写メ字』が初めてで、現在特許出願中の技術。言うまでもなく、“物”を絵文字に変換できるのもココだけ! 
ちなみに、“物”は“人の顔”と違い、1個ずつのみの認識となるようだ。

ここで、私は気になった。被写体として“動物”は、“人の顔”扱いになるのか、“物”扱いになるのか。同社に問い合わせてみると、現時点では“物”と同様の扱い。
要するに、動物も1個ずつの認識しかできない。
だが、「写真撮影の被写体として、子供とペットを撮ることは多いので、いっぺんに認識できるように開発している段階です」とのこと。またまた新たな境地に辿り着くつもりのようだ。まったく、“初めてづくし”のサービスである。

「手紙は、真心が伝わるから好き」と言う人がいるが、実は“真心が伝わるメール”というのもある。受け取ったメールによって距離が縮まったり、愛情が深まったり……。
そして、想像してみてほしい。このオリジナル絵文字を使ったメールを受け取ったとする。問答無用に、距離がグンと縮まると思うのだが。
(寺西ジャジューカ)

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