秋の足音が迫ってくる昨今。「あー、ようやく熱帯夜から解放される!」と喜ぶ声あり、「新学期がはじまるなぁ」とブルーになる声あり。
そう、「アイツ」とはカルビーの「夏ポテト」。毎年夏がくると、キンキンに冷やしたビールと「夏ポテト」を味わうのが、至高の喜びなのです。
とはいえ、じゃがいもの旬は春と秋。あえて「夏」限定のポテトチップスを発売しているのはどうしてなの? という疑問を解決させるべく、さっそくカルビー広報に問い合わせてみました。
「『夏ポテト』を初めて発売したのは1993年で、翌94年から全国展開しました。当時、既に発売され、人気を博していた、北海道の新じゃがを使った秋の『ア・ラ・ポテト』のような厚切りポテトチップスを四季に応じて通年発売できないかと考え、開発を始めたのがきっかけです。開発を進めているうち、四季の中でも夏の季節感をアピールできる製品が少なかったことや、とれたての新じゃがを利用できることなどから、“夏に、新じゃがを使った厚切りポテトチップスを売り出そう!”ということになりました」
春にとれたじゃがいもを貯蔵せずに、収穫後すぐ加工するので、ビタミンCが豊富なままポテトチップスができ上がるのがポイントなのだそう。「夏ポテト」はおいしさだけでなく、栄養面もとくに優れているんですね。
そもそも、じゃがいもにはかなり栄養が豊富で、さまざまな健康効果を持っているそう。野菜の栄養に詳しく、『浜内流じゃがいもダイエット』という著作をもつ料理研究家の浜内千波さんによると、「じゃがいもには体の疲れを取り除きつつ、エネルギーを生み出すビタミンB1がたっぷり含まれている」のだとか。
また、「豊富なビタミンCは、熱に強く、加熱しても壊れにくいという特徴を持っている」ので、揚げてあるポテトチップスにもたっぷり残ると考えられます。ビタミンCといえば、美白・美肌効果で有名。ということは、「夏ポテト」には、夏の厳しい紫外線によってダメージをうける肌の健康を保ったり、夏バテを解消する効果も期待できそう!
栄養面もさることながら、今季発売されている「紀州の南高梅」と「わさび塩」は、それぞれ味付けも絶妙。やみつきになるおいしさです。その2つの味を選んだ理由をカルビー広報に質問してみました。
「発売当初から、暑い夏にさっぱりと食べていただけるよう『塩』と『梅風味』の2つの味で企画しています。今年は、塩をベースに、わさびの風味とツンとした辛さで、ちょっと刺激のある大人の味わいとして“わさび塩”を開発しました」
今年の夏も残すところあとわずか。「夏ポテト」との刺激的な大人のアバンチュールをしっかり味わい尽くそうと思います!
(スギサワミユキ/プロップ・アイ)
悲喜こもごもではないでしょうか? 筆者はどちらかというと後者で、というのも、愛すべき「アイツ」とそろそろお別れしなくてはならないから。いわば、ひと夏の恋……。
そう、「アイツ」とはカルビーの「夏ポテト」。毎年夏がくると、キンキンに冷やしたビールと「夏ポテト」を味わうのが、至高の喜びなのです。
とはいえ、じゃがいもの旬は春と秋。あえて「夏」限定のポテトチップスを発売しているのはどうしてなの? という疑問を解決させるべく、さっそくカルビー広報に問い合わせてみました。
「『夏ポテト』を初めて発売したのは1993年で、翌94年から全国展開しました。当時、既に発売され、人気を博していた、北海道の新じゃがを使った秋の『ア・ラ・ポテト』のような厚切りポテトチップスを四季に応じて通年発売できないかと考え、開発を始めたのがきっかけです。開発を進めているうち、四季の中でも夏の季節感をアピールできる製品が少なかったことや、とれたての新じゃがを利用できることなどから、“夏に、新じゃがを使った厚切りポテトチップスを売り出そう!”ということになりました」
春にとれたじゃがいもを貯蔵せずに、収穫後すぐ加工するので、ビタミンCが豊富なままポテトチップスができ上がるのがポイントなのだそう。「夏ポテト」はおいしさだけでなく、栄養面もとくに優れているんですね。
そもそも、じゃがいもにはかなり栄養が豊富で、さまざまな健康効果を持っているそう。野菜の栄養に詳しく、『浜内流じゃがいもダイエット』という著作をもつ料理研究家の浜内千波さんによると、「じゃがいもには体の疲れを取り除きつつ、エネルギーを生み出すビタミンB1がたっぷり含まれている」のだとか。
また、「豊富なビタミンCは、熱に強く、加熱しても壊れにくいという特徴を持っている」ので、揚げてあるポテトチップスにもたっぷり残ると考えられます。ビタミンCといえば、美白・美肌効果で有名。ということは、「夏ポテト」には、夏の厳しい紫外線によってダメージをうける肌の健康を保ったり、夏バテを解消する効果も期待できそう!
栄養面もさることながら、今季発売されている「紀州の南高梅」と「わさび塩」は、それぞれ味付けも絶妙。やみつきになるおいしさです。その2つの味を選んだ理由をカルビー広報に質問してみました。
「発売当初から、暑い夏にさっぱりと食べていただけるよう『塩』と『梅風味』の2つの味で企画しています。今年は、塩をベースに、わさびの風味とツンとした辛さで、ちょっと刺激のある大人の味わいとして“わさび塩”を開発しました」
今年の夏も残すところあとわずか。「夏ポテト」との刺激的な大人のアバンチュールをしっかり味わい尽くそうと思います!
(スギサワミユキ/プロップ・アイ)
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