「オフィスでお茶を……」という需要は古くから変わらない。
同じくリフレッシュアイテムの定番だったタバコは嫌われ、「喫煙室」に隔離されたが、お茶は人に迷惑をかけることなく楽しめる。
神経を使う仕事のかたわら、気軽に気分をリフレッシュできるアイテムとして、お茶はオフィスワークに最適の相棒なのだ。
難点があるとしたら「いれるのがちょっと面倒」ということだろうか。

お茶にもいろいろな種類があるが、最近女性に人気なのが中国茶だ。ダイエット効果やリラックス効果が期待できるものも多く、種類も豊富なのが魅力。
ただ、急須などの容器に茶葉を入れて、抽出を待ち、湯飲みやカップに入れて席に戻って……という工程は、忙しいオフィスではあまり歓迎されないことも。課長の分もいれてあげれば大目に見てもらえるかもしれないが、そうなると係長の分も、班長の分も……となってしまうかも。

そんなお悩みを解決してくれるグッズが、『Chattle(チャトル)』だ。中国茶販売の老舗「遊茶」が開発した、リーフティーをおいしくスタイリッシュに飲むためのマイボトルである。
使い方は簡単。お気に入りの茶葉をチャトルにいれ、お湯を注ぐだけ。透明なボトルの中で舞い踊るリーフをオブジェとして楽しみながら待つことしばし。ボトル上部に茶こしがセットされているので、抽出されたお茶をそのまま飲むことができる。

上司や同僚の目を気にせず、つかの間のティータイムを満喫できる優れものだ。

チャトルの楽しみは、オブジェとしてもスタイリッシュなこと。すっきり細めの透明ボトルに、ローズ、グリーン、ラベンダーの3色から選べるカラフルなキャップが素敵だ。
ビジュアルを楽しむなら、水の中で花開く工芸茶がおすすめ。ゆらゆらと揺らめく様子には心癒されるものがある。
水出しのお茶も楽しめるので、いまの暑い季節にもぴったりだ。
(谷垣吉彦/studio woofoo)
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