男性にも女性にも、勝負どころのタイミングがあるだろう。最もメジャーなシーズンといえば、何と言ってもクリスマス。
はっきり言って、その時に彼氏や彼女がいなくてもソワソワする人は多いはず。何しろ、街の浮かれっぷりが違うだけに。勝負の士気が、否が応にも高まる。

そこで、ちょっと面白いデータをご紹介したい。トリンプが男性・女性双方を対象に実施したのは「クリスマスと下着についてのアンケート」(有効回答数:女性2911人、男性204人)。
この調査によって、男女の共通点や相違点が如実に浮かび上がってきたのだ。


まずは、女性に対しての「クリスマスにいつもと違う下着を着てみたいと思いますか?」という質問。この問いに「思う」と回答したのは、全体の68.2%だった。それどころか、20~30代に限定すると7~8割の女性が「思う」と回答しているのだから、明らかに意気込みが違う。
一方、男性に対する「クリスマスに彼女・奥様がいつもと違う下着を着ていたら、どう思いますか?」という質問では、58.3%の男性が「嬉しい」と回答している。
要するに「クリスマスに特別な下着を着る女性」のことを、男女共に好意的に見ているわけだ。女性はノリノリだし、男性もウエルカムだし。


そして、ここから核心に迫っていきたい。まず、女性への「クリスマスに着たい下着の色は何ですか?」という質問である。結果、「赤」が41.6%でダントツの1位! 以下、「ピンク」(15.0%)、「黒」(12.5%)、「白」(11.9%)と続いていく。
同じように、男性に投げかけられたのは「クリスマスに彼女・奥様に着てほしい下着の色は何ですか?」という質問であった。こちらでも、アンケートの1位は「赤」(27.5%)という本命っぷり。しかも、20代に限定すると41.9%が、30代だと35.1%が「赤」をフェイバリットに挙げている。
……なんですか、この圧倒的な赤人気は! 
ちなみに、男性全体の2位は「黒」(21.1%)なのだが、50代に限定すると34.5%の方が「黒」を支持していた。ブラックは大人のカラーか?

そして、続いてはデザイン面に関してのアンケートも行われている。女性に対しての「クリスマスに着たい下着はどんなイメージのものですか?」という設問である。ここでは「セクシーなもの」(32.5%)という回答が1位に輝き、以下「かわいらしいもの」(23.%)、「ゴージャスなもの」(22.3%)、「大人っぽいもの」(17.5%)、「カッコいいもの」(2.0%)、「シンプルなもの」(0.8%)と続いていった模様。
一方、男性に対する「クリスマスに彼女・奥様に着てほしい下着はどんなイメージのものですか?」という設問も要注目。1位は、やはり「セクシーなもの」(31.4%)だった。
以下、「大人っぽいもの」(21.6%)、「シンプルなもの」(16.2%)、「かわいらしいもの」(14.7%)という結果に。
ここでついに、男女の好みの違いが露わとなってしまったようだ。1位の「セクシーなもの」は、男女ともに変わらない。しかし、問題は2位以下。例えば、「かわいらしいもの」は女性で2位だったのに、男性では4位。逆に女性の中で人気が低い「大人っぽいもの」「シンプルなもの」は、男性の中では高人気。
この温度差、やはり男と女は違う生き物なのだろうか……?

最後に、プレゼントに関するアンケートも行われているので要チェックだ。まず、女性に対し「クリスマスプレゼントで、彼氏や旦那様から下着をもらったら嬉しいと思いますか?」という質問が行われている。結果、「思う」と回答した女性は全体の66.5%。
逆に、男性へ「クリスマスのプレゼントで下着を贈ったことがありますか?」という質問が行われたのだが、「ある」と答えた人はたったの11.8%……。ちなみに、実際に下着をもらったことがある女性は、13.2%だったようだ。

結論としては、こうか。
「実際にプレゼントされたことがある女性は1割程度だが、多くの女性が下着をプレゼントされると嬉しい」という、当然といえば当然のデータ。

どうでしょう。この現実には、悲しさがある。だって、男性も女性も下着の好みはそんなに大差ないのに。それなのに、下着の贈り贈られのやりとりはほとんど無いという。女性側は望んでいるにも関わらず、である。
ここで一つ、勇気をもってクリスマスに女性へ下着のプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか? きっと、女性も悪い気はしないはずだから。僕は女性に贈ったこと、あります。
(寺西ジャジューカ)