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ドイツの学校で学級委員になれる条件

ライター情報:柴山香
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クリスマスを間近に控えた、ドイツの小学校のエントランス風景。あざやかな宗教画は、生徒たちの手作りです。

[拡大写真]

「誰か、立候補者はいませんか? クラスのみんなで手助けしますよ!」

担任教諭の再三の説得もむなしく、とうとう一人も立候補者が名乗り出ず、結局は無記名投票で決まるのが常だったのは、日本の小中学校時代の学級委員選挙。逆に、ドイツの学校では、往々にして立候補者が乱立してしまうため、立候補を思いとどまらせるための(?)「学級委員の心得」なる文書が配布されることがあります。
その文書には、学級委員に必要不可欠な条件がずらり列挙されており、それらの条件を満たしていると自己判断した生徒だけが立候補を検討しなさいよ、というもの。さて、ドイツにおける学級委員には、どんな人物が求められているのでしょうか。

「学級委員の心得」には、委員の主たる仕事内容や役割の他にも、委員にふさわしい人物像や求められる素養、さらには、ふさわしくない人物像まで箇条書きされています。それでは早速、心得の一部を抜粋してご紹介します。

学級委員の仕事内容
1. クラス全生徒の代弁者としての役割を担う
2. 個々の生徒が、自らの権利を行使できるように手助けをする
3. クラスの生徒の要望や提案などを、教員、校長、保護者に伝達する
4. 教員と生徒の間に問題が生じた場合、両者の間に立って相互理解を促す
5. 学級委員の全体会議に出席し、その決議をクラスに伝達する

学級委員に求められる人物像
1. 大多数の前で堂々と発言できる
2. クラスの全ての生徒と平等にコミュニケーションがとれる
3. 生徒の権利、ならびに義務を把握している
4. 勇気がある
5. 妥協策を見い出せる
6. 特定の政党思想に偏らない

ハードルが高いというか、本格的というか。

ライター情報: 柴山香

ドイツ在住16年目。独日通訳、日本語教師など、数足のわらじが玄関に並ぶ。

2011年12月20日 10時00分

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