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横浜で世界最高齢のラクダに会う

2012年5月9日 10時00分 (2012年5月12日 10時10分 更新)

ライター情報:木村吉貴/studio woofoo

2011年12月、世界最高齢のラクダになった「ツガル」。

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横浜にある、「野毛山動物園」。入園料無料で楽しめるこの動物園では、ライオンやトラ、キリンといったおなじみの人気動物をはじめ、野生でも数が減りつつある希少な虫類や鳥類など、約100種類の動物たちに会うことができる。ヘサキリクガメやカグーを飼育しているのは、国内でも野毛山動物園のみ。モルモットやヒヨコといった小動物と自由に触れ合える広場もあり、横浜市民にはもちろんのこと、広く世間から愛されている動物園である。

園内に入ると、まず出迎えてくれるのがレッサーパンダ。なんとも愛くるしい仕草を見せてくれる。子供たちやカップルの見物客が絶えない、園内随一の人気者といえよう。しかし、今回会いに来たのは、レッサーパンダではなく、ラクダだ。

野毛山動物園のフタコブラクダ、その名も「ツガル」。推定年齢36歳のツガルは、人間に例えると優に100歳を超えているという。昨年12月の誕生日には“世界最高齢のラクダ”となり、各メディアでも取り上げられた。

「ツガル」という名の通り、生まれは津軽こと青森の観光牧場だった。この牧場が閉鎖することになり、両親のラクダの引き取り先が決まる中で、一頭だけ取り残されてしまったツガル。その姿がテレビで取り上げられたところ、番組をたまたま見た横浜市在住の会社員が不憫に思い、個人の資産で買い取って野毛山動物園に寄贈したのだという。

世界最高齢ということもあってか、ツガルはあまり動かない。この日も、どうやら眠っているらしく、微動だにしないツガルである。飼育員に話を聞いてみると、「ツガルはおだやかでマイペースな性格。年老いる前から、こんな風にのんびり過ごしていることが多かったですね」

とはいえ、来園者に対するサービス精神は非常に旺盛だという。「お年寄りの方やお子様、常連の方などが『ツガルさん、起きてください』と声をかけると、言葉の意味を理解したかのように体を起こすことが何度もありました。いまは昼寝をしていますが、この昼寝の時間帯にも来園者がたくさんいることに気がつくと、眠らずに起きていることもあるんですよ」と飼育員が教えてくれた。

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普段はのんびり屋だが、来園者が多いと俄然ハリキッてくれる。

ライター情報: 木村吉貴/studio woofoo

木村文章店店主。鎌倉を拠点にライター・コピーライター・作家として活動中。「パパも(ママと同様に)おなかに赤ちゃんいるの?」と2歳の娘に問われる、わがままボディの持ち主。あごヒゲは黒と茶色のハーフ&ハーフ。
サイト:studio woofoo

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