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鶯谷、円山町、高速のインター。ラブホテルはなぜ密集しているのか

ライター情報:富下夏美

ラブホテルはだいたい複数件立ち並んでいる。

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東京には、台東区鶯谷、渋谷区円山町といった「ラブホテル」密集スポットがある。地方都市でも、高速道路を車で走っていたら、やたらラブホテルがある一角を見かけたりする。1人で街を歩いていて、ラブホテル街にうっかり入り込んでしまった時は妙に気恥ずかしい。別に、そのような場所に行くのは恥ずかしいこと、というわけではないのだが。つい下を向いて、早足で歩いてしまう。

さて、全国各地にラブホテル街は存在しているわけだが、なぜあのような密集地帯を形成しているのかは謎である。昔は遊郭だった地域なのだろうか? 国の規定で建てられる場所が限られているのだろうか? なんとなく、街の歴史や法律が関わっている気がする。私は「ラブホテル密集の謎」を解明すべく、ラブホテルに関する書籍から色々調べてみることにした。

都心のラブホテル街は、戦後の「連れ込み旅館」がルーツ?
書籍『性愛空間の文化史 「連れ込み宿」から「ラブホ」まで』(金益見著) によると、昭和初期、大阪で登場したラブホテルの前身のような宿泊施設に「連れ込み旅館」というものがあるそうだ。連れ込み旅館とは、その名の通り、男性が女性を連れ込む(その逆も?) 宿泊施設のことである。連れ込み旅館は、富裕層向けの貸席(料金をとって時間決めで貸す座敷) である「待合茶屋」の、一般庶民版のようなものとして広まっていった。

連れ込み旅館は、別に“連れ込めます”という看板を掲げていたり、何か特別な建物だというわけではない。
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ライター情報: 富下夏美

鉄の都・北九州出身。東京都北区在住。記事のジャンルはおもに東京都北区の街ネタ。北区の色々な面白いものと、それに携わる「人」に注目した記事づくりを心がけています。

URL:https://twitter.com/n_tomishita

2014年2月6日 07時00分

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