6月1日は「ガムの日」です。
仕事中や食後など、何かとガムをかむ人は、きっと多いですよね。
日本チューインガム協会によると、2013年の生産数量は30,220トンにものぼるそう!

数あるガムのなかでも、私の最近のお気に入りはロッテの『グリーンガム』
『グリーンガム』はなんと1957年の発売以来、ロングセラーを誇る商品。改めてその歴史にも驚かされますが、今年、57年ぶりに大幅リニューアルをしました。新商品は、「初摘みミント」使用で、フレッシュなミントの香りが味わえるのがポイント。

もうひとつ、『グリーンガム』といえば、板ガムタイプでおなじみだけれど、今回は粒ガムタイプも登場。さらにその粒ガムは、糖衣でコーティングされていません。
つまり、粒ガムの特徴でもある、かんだ時に「カリっ」となる、あの感じがないのです。それがまたなんともいえず新鮮! さっそく新『グリーンガム』について、ロッテに問い合わせてみることに。

――今回の『グリーンガム』は定番の板ガムタイプの他に、粒ガムタイプも発売されましたが、それはなぜですか?

「若い年代の方々の中には、粒ガムを好んで食べる方も多くいらっしゃることから、今回、新しくなった『グリーンガム』を幅広い世代の方にお召し上がりいただきたいとの思いもあり、2タイプの形態で発売させていただきました」

――では、粒ガムを糖衣なしにした理由とは?

「初摘みミントを使用した『グリーンガム』の特徴である香りを、パッケージを開封した瞬間からお楽しみいただくために、糖衣のないタイプで発売させていただきました」

たしかに、ガムの包装紙をはがした瞬間、ふわっとフレッシュな香りがするのがいい。この香りを糖衣で覆ってしまったら、もったいないというもの。そもそも通常、糖衣のある粒ガムが主流なのはなぜなのか、という疑問も……。

――粒ガムはなぜ糖衣があるものが多いのでしょう?

「『カリッ』としたクリスピーな食感が楽しめるからです。
ちなみに今回のグリーンガム〈粒〉は糖衣がないので包装紙を開けた瞬間からミントのフレッシュな香りを感じられるだけでなく、ペパーミントフレーバーチップを配合することにより、糖衣とはまた違う食感も楽しめる設計になっています」

――ちなみに板ガムのタイプと、粒ガムのタイムに何か違いはありますか?

「板タイプはボリュームのあるかみ心地と厚みのある香味が特徴で、粒タイプはチップの食感とフラットで軽い香味が特徴です」

今回、粒ガムが登場したことで「粒のグリーンガムがでたの!?」「食べてみたい!」といった反響も多いそう。新『グリーンガム』は、見た目も香りも、包装紙を剥いた瞬間、違いは歴然のはず。気になる方は、ぜひ実際に確かめてみてください!
(田辺 香)