今でこそiPodを始めとするデジタルオーディオプレーヤーで音楽を聞くのが一般的だが、2000年代前半まではMD(ミニディスク)が若者を中心にブームとなっていた。そんなMDの存在を知らない世代がついに登場したとTwitterで話題になっている。
すげー、初めて見た CDとカセットテープのハイブリッドみたいな感じだな pic.twitter.com/Vs5Xu4ndpQ
— 果実@C89(12/31)東X-17a (@FruitzTart) 2015, 11月 22
あるユーザーが、MDを初めて見たと写真をアップし、「CDとカセットテープのハイブリッドみたいな感じ」とツイートした。これに対して「MD知らないってマジか」「年を感じる」など、ジェネレーションギャップを感じ衝撃を受けるツイートが多く見受けられた。
MD見たことないとかマジかー
ちっちゃい時は音楽聴くといえばMDやったんやけどなぁ
— maru@引退マン (@Sengoku6904Maru) 2015, 11月 24
MDを知らない子が出てきたことに年を感じる_(:3 」∠)_
— 夕良@夢キャス沼 (@aqua_collagen) 2015, 11月 23
MD知らない世代って何歳だよ、若いな・・・
— 白夜叉の軌跡 (@siroyasya0000) 2015, 11月 23
お世話になったMDを知らない世代登場して顔が死んでる
— きつねうどぅんぬ (@fox191200) 2015, 11月 24
今回話題となったツイートによると、カセットテープとCDは知っているが、「そもそもパソコンじゃなくてステレオに入れるものだったこと自体昨日教えてもらうまで知らなかった」というほど、MDがどのようなものか知らなかったようだ。
そもそもMDは1992年にソニーが発表した。持ち運びしやすいサイズだったこともさることながら、録音後に曲の分割・結合、曲順の変更ができたり、長時間録音できるモードがあったりと、従来のカセットテープやCDと比べて高機能だったことからブームとなっていた。
しかし、後発のデジタルオーディオプレーヤーが低価格化するにつれてブームは下火となり、2013年3月、ソニーがMD対応録音再生機器の販売を終了している。なお、ディスクは現在でも家電量販店やネットショップで購入することは可能だ。
(上原しげお)
ソニー ミニディスク 80分 1枚パック MDW80NED