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「パリで日本酒が人気」は本当なのか? ミシュラン1つ星レストラン経営者に聞く

2016年2月18日 10時00分

ライター情報:加藤亨延

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パリに「メゾン・デュ・サケ(La Maison du Sake)」がオープンした。200平方メートルを超える店舗に、ショップやレストラン、バーなどを併設するパリ最大の本格的な日本酒専門店だ。同店をプロデュースしたのは、市内でミシュラン1つ星レストラン「ソラ(Sola)」を経営するユーリン・リーさん。「パリで日本酒が人気」と伝える日本メディアはいるが、リーさんによれば、日本酒はまだ一般的なフランス人にまで浸透しているとは言えないという。パリでの日本酒を取り巻く現状はどうなのか。聞いてみた。

ユーリン・リーさん

イメージは良くなっているが、経済的には「まだまだ」


――「日本酒がパリで評価を上げている」ということを、日本で耳にする機会がありますが、実際はどうでしょうか?
イメージは以前と比べて良くなっています。ただし経済面から考えると、人気があるとは言えません。フランスで扱われる日本酒の量は横ばいで、劇的な伸びがあるわけではないからです。地方はともかくパリであれば、日本酒に興味を持つ人は一定数いると思います。しかし彼らが普段から日本酒を飲む機会があるかというと、ほぼ無いのが現状です。

――例えば「パリ市内の有名レストランのワインリストに日本酒が入っている」というようなことを聞くと、パリ市民の身近なところまで日本酒が広がってきているような印象を受けますが、まだそこまでではないということですか? 
まだまだです。少しでも日本に詳しい人であれば、パリ市内の日本食材店や日本食レストランが集まる地区へ行けば、それなりの日本酒を見つけられることを知っていますが、知らないフランス人の方が圧倒的です。
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ライター情報: 加藤亨延

主に週刊誌・月刊誌で海外事情を執筆。取材等での渡航国数は約60カ国。比較文化/旅行が、ど真ん中ストライク。ときどき社会/政治。ロンドンでの生活を経て現在パリ在住。

URL:http://tokuhain.arukikata.co.jp/paris/

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