というか、そもそも作業を一つ終えたごとにマストでタバコをご褒美的感覚で嗜むのも改めるべきな気がする。だが、自制が効かないゆえこの状況になっているわけで……。
時間が来るまで開かない"タバコ用金庫"
そんな私に朗報です! いいモノを見つけた。サンコー株式会社が4月25日より発売しているのは、その名も『タバコ禁庫』(税込5,980円)。簡単に言うと、これはタイマーで開け閉めを制御できるタバコ用のボックスです。

ついつい吸ってしまうタバコを、まずはこのケースの中に入れちゃう。そしてタイマーをセット! すると、指定した時間が経過するまで開きません。30分、60分、90分……と最大4時間20分まで、合計9つのロック時間が用意されています。
「『タバコの本数を減らしたいけど、なかなか減らせない』という方は多いと思います。ならば、単純にタバコを取り出せなくすれば本数を減らすことができるだろう。そんな思いで、このボックスの取り扱いを始めました」(担当者)
実際に試し、自分を律してみた
これは、まさに筆者に打って付け。

大きさは、タバコより少し大きめになるでしょうか。コンパクトではありますが、ショートサイズとレギュラーサイズどちらも収めることができます。
じゃあ早速、「LARK」を入れますよー。
では、タイマーをセットしましょうか。思い切って、4時間20分に設定したいと思います。あとは、溜まっている仕事に取り組むだけ。じゃあ、また後で!
……はい、一仕事終えました。いつもの私なら、ここで一服を嗜むタイミングです。だけど、実はまだタイマーをセットしてから2時間くらいしか経ってないんですよ。でも、吸いたくてたまらないのでボックスを開けようと試みます。

残念でした~。ガッチリとロックされてます。
じゃ、このままもう一仕事に突入します。
……はい、先ほどからさらに3時間ほど経過したでしょうか。ご覧の通り、ボックスのロックは解けていました。ようやく、タバコとご対面です。

こういうタバコ生活、筆者はこの後も数日間送りました。結果、残念ながらタバコはやめられてない。それはしょうがない。でも強制的に喫煙ペースは遅まり、それに体が慣れていく。平気になっていく。もはや、私はチェーンスモーカーではなくなりつつあるかもしれない。
使い方としては、4時間強のチャレンジがキツい場合はタイマー設定を30分から始めるも良し。体が慣れてきたら、60分、90分……と段階的に卒煙を目指していくのもいいでしょう。
決して没収されたわけじゃないので、タバコとの付き合い方として意外に融通が効いてるこの一品。卒煙、もしくは喫煙量の減少まで、共に気長に付き合ってくれるタイマーロック付きタバコ用ボックスです。
(寺西ジャジューカ)