「うどん県」と呼ばれる四国・香川県。総務省の調査では、人口1万人当たり「そば・うどん店」数が5.92店と全国1位。
また、一説では信号の数よりもうどん屋が多いと言われている。
そんな香川では、うどんの食べ方も実にさまざま。うどんとハンバーガーがコラボした「さぬきうどんバーガー」というものまであるのだ。実際に、さぬきうどんバーガーを提供している店舗に行ってみた。


入賞経験ありの本格派!希少なうどん県ご当地バーガー


うどん県で見つけた炭水化物×炭水化物「うどんバーガー」がウマすぎる

さぬきうどんバーガーを提供している場所は、津田の松原サービスエリア。中心地である高松から約1時間ほどの場所だ。
うどん県で見つけた炭水化物×炭水化物「うどんバーガー」がウマすぎる

フードコーナーに入っていき、早速さぬきうどんバーガーを発見!
うどん県で見つけた炭水化物×炭水化物「うどんバーガー」がウマすぎる
他にも「さぬきうどんカツバーガー」やうどん入りメンチカツを挟んだ「さっきーちゃんバーガー」がある。

さぬきうどんバーガーは、香川を代表するご当地バーガーとなっており、平成23年度にはかがわ県産品コンクールで審査員特別賞を受賞している。

現在は土日祝日のみの販売で、提供数も限定。しかもここ津田の松原サービスエリアでしか食べられない。


カツオの出汁が活きた味わい深いさぬきうどんバーガー


うどん県で見つけた炭水化物×炭水化物「うどんバーガー」がウマすぎる

こちらがさぬきうどんバーガー。税込みで450円だ。パンの間には、目玉焼き、さぬきうどん、鶏肉のパテ、レタスが挟まっていて、そこにネギ、ふんわり削られたかつお節、甘じょっぱいしょうが醤油が添えてある。適度にバーガーをつぶして食べないと口に入らないほどの大きさだ。

うどん県で見つけた炭水化物×炭水化物「うどんバーガー」がウマすぎる

炭水化物×炭水化物だが、不思議とさぬきうどんがバーガーの具材として活きており、本場のたれとかつお節がそのウマさを引き立てている。とろりとした卵としょうが醤油だれが滴ってきて混ざり合い、さらに深い味わいになってくる。熱くても冷たくてもウマいさぬきうどんだが、このバーガーはアツアツのうちに食べるとより一層感激する味だろう。
(松岡佑季)

【津田の松原サービスエリア(上下線)ベーカリーコーナー】
住所:香川県さぬき市津田町鶴羽939-1 津田の松原サービスエリア下り線
営業時間:7:00~22:00