

おいしそう、ではなくもう、見るだけでおいしい、ですよね。おなじみのチャーハン。
最近、前から気になっていた「香味ペースト」を購入した我が家では、チャーハンを作るときにそれを使っていて、その手軽さに感動すら覚えるほどですが、もっと手軽なのが冷凍チャーハン。
しかし一口に「冷凍チャーハン」と言っても、今や種類が豊富も豊富! わかりやすい特徴があればいいのですが、どれも魅力的に見える。なにか決定的な選出ポイントを作りたいところです。
カレーもシチューも親子丼も鍋も、お皿によそうときに気にするのは、いつも肉の数。そこで今回、冷凍チャーハンに入っている肉片の量を比較しました。
4商品、3袋ずつの平均を比較

比較したのは
ニチレイ『本格炒め炒飯』
セブン-イレブン『直火炒め炒飯』
ファミリーマート『直火釜炒めの中華炒飯』
そしてAJINOMOTO『焦がしニンニクのマー油と葱油が香るザ★チャーハン』の4商品。

我が家の食卓は今後しばらく冷凍チャーハンが並ぶ嬉しい覚悟をしながら、それぞれ3袋ずつ用意し、3袋の肉片の数と、肉率(全体の重さに占める肉の割合)の平均を算出しました。

結果からお伝えすると、このようになりました。
基本的には肉片の数と肉率が比例するという結果に。
ちっちゃいのも数えちゃいました

「どのサイズからが肉か」問題にぶち当たり、「筆者の右手の小指の爪の半分ほどの大きさ」からにしました。とはいえ結局さじ加減で、結構ちっちゃい肉片も数に入っています。
ニチレイ「本格炒め炒飯」


肉片の数…65片
肉率…5%(480g中平均23g)
サランラップの上に敷いたチャーハンの山から肉を入れるお皿の上へ、一番手を動かした記憶があるのがこの炒飯。
それもそのはず、肉片の数、肉率、共にトップでした!
セブン-イレブン『直火炒め炒飯』


肉片の数… 50片
肉率…2%(300g中平均4.7g)
「あれ、まだ出てきた。これ、終わるのだろうか…」
数えていて一番「永遠」という恐怖を感じた炒飯。
肉片が細かく、数が多いという印象を抱きました。
ファミリーマート『直火釜炒めの中華炒飯』


肉片の数…10片
肉率…1%(170g中平均2.3g)
食べきりサイズの冷凍チャーハンはどんなだろうと思いチョイスしたこの商品。
やはり肉事情もお手軽な印象。しかし、こういったお手軽なものに、普段だいぶ助けられています。
AJINOMOTO『焦がしニンニクのマー油と葱油が香るザ★チャーハン』


肉片の数…40片
肉率…4%(600g中平均23g)
ご覧の通り、肉1片が大きい豪快なチャーハンです。
肉片に重みがあったので、肉率はダントツのトップかと思いきや、ニチレイの本気に、あと一歩届かずでした…。

ネイリストさんってすごいなぁ…と、小指に焼豚を乗せながら、あらためて思いました。
細かい作業だったため、1度目に数えたときと、もう1度数えたときとでは、肉片の数にズレが生じたりしたので、今回の数値は「約」として参考にしてください。
あると嬉しい存在!

肉にも特徴の違いが見られた今回の調査。いずれにしても肉って、あると嬉しい!
友人のペットの名を、「あると(いると)嬉しい存在」にちなんで、「クルトン」と名付けたのですが、「肉」でもよかったと思っています。
(武井怜)
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