牛丼チェーンの松屋が、親子丼を地域限定で発売すると発表した。このニュースに、ネット上では「これ絶対美味い奴ですやん…」の声と共に「なか卯とやり合うつもりか」と“親子丼戦争”を予感させる声が上がっている。


満を持して登場する松屋の親子丼


2月28日に松屋から発売される親子丼は、一部店舗を除く西日本地域の松屋265店で展開。特製ダシとふわとろ玉子で、ごろっとジューシーな鶏もも肉をとじたボリューム満点な逸品だ。単品は490円で、生野菜やお新香がセットになったお得なメニューも用意されるとのこと。もちろん店内で食べれば味噌汁付きで、発売日から1週間はライス大盛り無料サービスも行われるという太っ腹ぶり。

しかし、この松屋の親子丼に対してネット掲示板では「なか卯には勝てんだろ!」「親子丼は『なか卯』が圧勝すぎるから他が手を出さなかったと思ってた」「なか卯の親子丼うますぎる問題にブチ当たる」との声が上がっている。

「なか卯」の親子丼VS「松屋」の親子丼


丼ぶりと京風うどんが好評の「なか卯」は、2016年12月末日時点で全国に465店舗を展開している。そんな「なか卯」の数多くあるメニューの中でも好評なのが親子丼。
コクのある“こだわり卵”を使用し、お店で手作りのメニューだ。

現在“牛丼チェーン四天王”と呼ばれる、吉野家・すき家・松屋・なか卯の中で親子丼を提供しているのは「なか卯」のみ。なか卯の親子丼は、ミニが350円で並が490円、大盛りが550円となっており、松屋の親子丼となか卯の親子丼並盛は同じ金額。松屋の“親子丼市場参入”は、なか卯に対しての宣戦布告と言えるのだろうか。

松屋といえば、2013年には、東京チカラめしに対抗したと思われる「焼き牛めし」を提案。さらに、同年にはハンバーガーチェーン店に対抗したような商品「牛めしバーガー」も販売していた。
今回のなか卯との戦いはどのような結果になるか注目されている。