巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

5

パリにたい焼き専門店が開店 フランス人にとってはワッフル感覚

2017年6月10日 08時00分 ライター情報:加藤亨延

フランスで「たい焼き」を、ときどき見かけるようになった。その多くは日本食関連の店で副次的に扱っているか、もしくは漫画やアニメ、ゲームなどの日本関連イベントブースであることが多く、一般的にたい焼きが深くフランスで広まっているわけではない。ただ以前と比べれば、たい焼きの認知度は上がっていると感じていた。

そのような中、今年パリ市内南部13区に、たい焼きの専門店「タイヤキ・パリ」が開店した。同店を開いたのはカンボジアにオリジンを持つフランス人、姉のケオティダニ・ヨンさんと弟のダラ・ヨンさん。市内13区は大きな中華街がある地域で、中国のほかにベトナム、カンボジア、タイ、ラオスなどのアジア系食品店やレストラン、雑貨店が集まる。そのショッピングビルの一角に、タイヤキ・パリは店を構えている。
ダナさん(左)とケオティダニさん(右)。ロゴに描かれた2匹の鯛は姉弟の結びつきをイメージした。


たい焼きはフランス人にとってワッフル感覚


タイヤキ・パリの特筆すべきところは、たい焼きを数あるメニューの1つとして扱うのではなく、それを専門として商売をしていること。日本であれば、たい焼きだけを出す「たい焼き屋」は普通だが、ここパリでは1種類だけに特化した日本食店は、まだまだ珍しい。

なぜパリでたい焼き専門店を開こうと思ったのか。そのきっかけは「パリでは、たい焼きがまったく新しいコンセプトだったから」とダナさんは言う。日本であれば一般的なたい焼きも、フランスではアジア系食品店に置いてある冷凍品か、ごく一部の日本食店に限られ、すしや刺身のようにフランス国内ならどこでも見つけられるものではない。4年前、ダナさんはたい焼きを中国の上海で初めて口にし、その後フランスで広めたいと思った。

なぜ店舗を中華アジア街である市内13区にしたのか。当初、日系商店が集まる市内中心部のオペラ地区で店舗を探したが、物件の値段が高くあきらめざるをえなかった。そのため「このたい焼き屋がうまくいったら、ぜひオペラ地区でも店を開きたい」とダナさんは目を輝かせながら語る。

小麦粉の生地をベースとするたい焼きは、食感としてもフランス人の味覚に受け入れられやすい。「フランス人は大人も子どももワッフルが大好き。隣国にはワッフル大国のベルギーもある。加えてパリジャンは、いつも変化と発見を求めている。たい焼きはそんなパリの老若男女に紹介できると思った」とダナさんは述べる。

関連キーワード

ライター情報: 加藤亨延

ジャーナリスト。日本メディアに海外事情を寄稿。主な取材テーマは比較文化、および社会、政治。取材等での渡航国数は約60カ国。ロンドンでの生活を経て現在パリ在住。『地球の歩き方』フランス/パリ特派員ブログ

URL:http://tokuhain.arukikata.co.jp/paris/

コメント 5

  • 匿名さん 通報

    冷凍たい焼き、最近近所の店ではクリーム入りの奴の方が圧倒的に多いから小倉入りを探すのに難儀した事もあるんだけどね。

    2
  • 匿名さん 通報

    この口開き系タイ焼きを筆頭に、東南アジア方面で流行ってるけど、 あの辺のタイ焼き、そもそも生地からしてほぼワッフルなんだよなぁ…。

    1
  • 匿名さん 通報

    パリだけに、パリっとした食感がぁーとかオヤジギャグ炸裂させてくれよ

    1
  • 匿名さん 通報

    ”仏人の反応”って何?パリの話なんだから、パリ人でええやんか?

    0
  • 匿名さん 通報

    真面目にやってんならいいが、蟲国人みてーに儲かるからっっっていい加減なことやるのは勘弁してほしい。

    0
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品