中国メディアの今日頭条はこのほど、ある中国人旅行客の手記を掲載し、「中国人は幼少のころから共産主義革命や毛沢東を賛美する歌を歌い、抗日ドラマを見て育つ」と伝え、そのため中国人は日本を「悪者」と認識していると紹介する一方、実際に訪日して目にした日本からは中国で教えられていたような「悪者」の姿は見られなかったと伝えている。
記事はまず、この中国人が訪日する際に日本の航空会社の便に搭乗したことを紹介し、日本人の客室乗務員たちは「微笑みを絶やさず、とても親しみやすい」印象を受けたと紹介。さらに中国人の客室乗務員とは違って、その微笑みは「本物」だと感じたと説明した。
続けて、日本旅行を通じて感じた点を率直に紹介し、例えば「成田空港の空は非常に透き通っており、北京にはない温かな感じがあった」、「旅行バスは新しくはないが、とても清潔だった」などの感想を抱いたと説明した。
この中国人が日本にどれだけの期間滞在したのかはわからないが、記事は、実際に訪日して目にした日本には中国で教えられていたような「悪者」の姿は見られなかったと伝えている。
むしろ日本は静かで寂しさすら感じられる国だったとしており、「なぜこのような国が世界を侵略しようとしたのか」と疑問すら投げかけている。日本で見た日本人の姿は物静かで、やはり抗日ドラマを通じて抱いていた日本人のイメージとは大きく異なっていたようだ。記事からは、この中国人が訪日前に抱いていた日本に対する誤解は、訪日旅行を通じてすっかり解けたであろうことが読み取れる。中国では今も毎日のように抗日ドラマが放送されているため、日本に対して誤解を抱く中国人は少なくないが、日本を訪れる中国人旅行客が年々増えていることは、抗日ドラマに登場する日本人の姿がいかに偏見に満ちているかを知る中国人もそれだけ増えていることを意味すると言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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