中国メディア・今日頭条は6日、「日系車は張子のトラなのか 追突事故の様子を見て、好感度が上がった」とする記事を掲載した。記事は、多くの消費者やメディアが「日系の自動車は皮が薄い」と認識しているほか、ネット上では日系車とドイツ系車が衝突してドイツ系のダメージが小さかったとする映像が出回っているとしたうえで「真実はそうなのだろうか」と疑問を提起した。
そして「友人がマツダのアクセラで帰宅中に小型バスとぶつかってアクセラの側面が大きく破損したのだが、その次の瞬間感じ入るものがあった」と説明。大破した右側後部の様子を近くで見てみると、厚くて丈夫なリインフォースメントが入っているのが見え、かなりの衝突エネルギーを吸収していた解説するとともに「くれぐれも日本の自動車が材料をケチっているなどと思ってはいけない」と伝えている。
記事はまた、最高安全評価を獲得している同車には坂道の発進を補助するヒルローンチアシスト、横滑り防止システム、急ブレーキ時にハザードランプを自動点滅させて後続車に知らせるエマージンシーシグナルシステムなど、安全性に配慮した機能が数多く付帯していることを紹介した。
そして最後に「実は自分も日系車は好きではない。
日本における自動車の安全に対する意識と、中国におけるそれとは異なる。なぜなら、運転の危険度の高さが違うからだ。どんなに高い安全性能を誇る自動車であっても危険な運転をしたり、下手な運転をしたりすれば大事故を起こすことがある。逆に、技術のある人が乗れば、そこそこの安全性能でも事故を起こす可能性は低くなる。
【関連記事】
トヨタカムリを分解して、日本車の安全性がどうなのかを確かめてみた
東京には、夜になると自動車文化の「聖地」と化す場所がある!
広東省に頭文字Dの「藤原とうふ店」が出現!? 店内に入ってみると・・・
ちょっとルールが複雑だけど、慣れるとめちゃくちゃ便利な日本の路線バス
指導者たちは知っている・・・日本の部品なしに自動車が作れないことを!