薬丸裕英が、29日放送の「テレ東音楽祭」(テレビ東京系)で、アイドル時代に活動をしていたシブがき隊のヒット曲「100%…SOかもね!」を28年ぶりに生披露。TOKIO・国分太一、V6・井ノ原快彦とともに一夜限りのシブがき隊復活を実現した。


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 MCの国分から「なぜこのオファーを断らなかったのか」と質問に、薬丸は「ホントだよねー」と苦笑しながらも、同局の「出没!アド街ック天国」出演20年、今年50歳と記念が重なったことからオファーがあったと説明。少年隊東山紀之に相談をすると、「ヤッくんがやらないなら俺やるよ!」と言われ、「それだったら俺が…」と“ダチョウ倶楽部”風に承諾をしたという。

 薬丸がセンター、布川敏和(フックン)パートを国分、本木雅弘モックン)パートを井ノ原が担当。3人がお揃い黒のスーツでステージに立つと会場は大盛り上がり。現役ジャニーズ2人ともにパフォーマンスをした薬丸は28年ぶりとは思えないほどキレキレのダンスを披露。歌い終えると、3人は「よかったー」と円陣を組んで抱き合い喜ぶと、薬丸は「バク転やるの忘れた!」とアイドル当時にもやっていなかった自虐ネタで笑いを誘い、国分も「来年は『スシ食いねェ!』やりますと意欲を見せた。


 見事なパフォーマンスを披露した3人だが、薬丸はテレビ東京、国分はTBS、井ノ原はNHKで、それぞれ“朝の顔”として朝の情報番組MCを務めているにも関わらず、この一夜限りのコラボのために全力で歌とダンスを披露した。

 放送後、ネット上ではこのコラボについてコメントが多数投稿され、「やっくん以外は、違うけどなつかしいすぎるわ」「ヤッくん、オファー受けてくれてありがとー」「ヤッくん、振り付けは当時より上手かったわ」「ほんとに来年もやって~」と懐かしむ声や、「各局朝の顔の3人でシブがき隊、って考えてみるとスゴイね!」と奇跡のコラボに大きな反響が寄せられている。

 また薬丸は放送後に、自身のブログで、「28年ぶり歌番組の生放送無事に終わりました!」と報告。「三人共 歌詞も踊りも間違えずに歌いきり太一・イノッチと舞台裏で抱き合って喜びました笑い泣き 二人に感謝!」と感激の様子を綴っている。