ディズニー・クリスマス」が開催中の東京ディズニーリゾート。アトラクションに乗って、ショーを観て、軽食を食べて…そんないつもの楽しみ方もいいですが、少し視点を変えるだけでパークの新たな一面が見えてきます。
今回は、ディズニーシーでのフードにまつわるお得情報について、『701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』(みっこ・著/KKベストセラーズ刊)よりご紹介します。

 ディズニーランドには、キャラクターモチーフなどかわいらしいものが多いですが、シーでは質にこだわった個性的な料理を楽しめます。ロストリバーデルタの「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」では、タコスやトルティーヤなど、ディズニーリゾートではめずらしいスパイシーな料理が、「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」では、ポークやチキンのスモーク料理が楽しめます。 下記のレストランもおすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。

■記念日のディナーなら……マゼランズ、S.S.コロンビア・ダイニングルーム
 静かで上品にお祝いができる落ち着いたレストラン。ショーが見られるミラコスタのレストランもいい。

■小さなお子さんがいるファミリーなら……ケープコッド・クックオフ
 「マイフレンドダッフィー」が開催中のショーエリアでは、予約をしなくても、食事をしながらディズニーキャラクターがたくさん登場するショーを鑑賞できる。食事時は混雑するので、早めの時間帯が◎。

■ ご年配の方なら……レストラン櫻
 園内唯一の和食レストラン。海鮮系メニューやうどん、魚料理などが充実し、日本酒や梅酒が楽しめる。

■コスパを重視するなら……ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ
 リーズナブルな価格でも、それなりにしっかりした食事を着席して食べられる。パスタやピザをシェアして食べるのもおすすめ。

◇パンフレットに載っていない穴場のワゴンで買えるお酒

 ディズニーシーではビールだけでなく、テーマポートやレストランの個性に合わせた飲み物が豊富に揃っています。
 例えば、日本食の「レストラン櫻」では、日本酒や焼酎、梅酒などが提供され、イタリアンが楽しめる「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」ではワイン、中華料理の「ヴォルケイニア・レストラン」では、なんと紹興酒まで楽しめます。
 また、「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」や「マゼランズ・ラウンジ」では、ゲストの好みに合わせて、メニューにないお酒をつくってもらえる場合もあります。お酒好きな方には、このふたつのラウンジが特におすすめです。

 また、フードワゴンでもお酒が販売されています。意外に知られていないのが、ポートディスカバリーのエレクトリックレールウェイ駅の下にある、小さなワゴン。単体の名前がなく、公式ガイド等にも載っていない事が多いので、ちょっとした穴場です(正式には「ホライズンベイ・レストラン テラス席」)。
 ここでは時々パークの案内パンフレット「Today」にも載っていないアルコールが販売されているので、近くを通りかかった際はのぞいてみるといいでしょう。

◇定番フードは別の場所で販売していることも!

パーク通が明かすディズニーシーのフード事情。穴場のワゴンをこ...の画像はこちら >>
 

 うきわまんなど、人気の持ち歩きフードはいつも長蛇の列ができています。ギョウザドッグを買うのに30分以上並ぶこともめずらしくありません。ですが、いつもの販売場所のほかに、一時的に別の場所でも販売されている場合があります。
 例えば、ギョウザドッグは、ミステリアスアイランドでしか購入できないイメージですが、メディテレーニアンハーバーにある「リフレスコス」でも販売されていたことが過去にありました。


 別の例で言えば、ダッフィーのスーベニアカップやプレート。ダッフィーの拠点とも言える、「ケープコッド・クックオフ」が通常の販売場所ですが、実はメディテレーニアンハーバーにある「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」で販売されていることもあります。
 通常と異なる販売場所は、パークの案内パンフレット「Today」や公式ホームページに載っていないケースもあります。遠くまで歩かずに購入できる場合もあるので、お目当てのものがあればキャストに聞いてみましょう。

<『701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』(KKベストセラーズ刊)をもとに構成>
※記事の内容は筆者独自の取材や見解に基づくものであり、公式のものではありません。

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