2016年12月11日放送の『アッコにおまかせ!』に初出演したニッチェの2人。今年32年目を迎える同番組には独自の“しきたり”があり、本番前のリハーサルから和田以外の出演者は全員出席し、その後全員で和田が待機している楽屋を訪れ挨拶をするというのもその一つだ。まず“右手でハイタッチをして、跪いて和田の手の甲にキス”という嘘の挨拶の仕方を教えられたのだが、江上敬子は疑いもせず従う。しかし和田から「私と衣装の色が被っている」と直接注意され、慌てて江上はピンクの衣装を着替えることになった。出演者らにとって和田の衣装と同じ色を着ることが絶対にNGなのは、本当のルールだという。
次に生放送で何度かあるCM中、観覧客を楽しませるため江上にネタ見せをするように和田が命じた。CM中に新人がネタを見せるということを本番で初めて聞いた江上だったが、不得意なモノマネをリクエストされても必死に披露する。おまけに相方の近藤くみこに和田は振らず、全て江上がやらされるという“ドッキリ”だ。だがここはお笑い芸人として踏んばり、何とか笑いを届けて乗り切った。
しかし最大のドッキリは番組終了後に待ち受けていた。通常は観覧客に番組グッズのお土産が用意されているが、この日は出演者の私物を抽選でプレゼントするという。
ニッチェがスタジオを出ようとすると、すぐ外で和田が番組プロデューサーを激しく叱責していた。「通達がいっていないっていうのが、おかしい」「マセキ芸能社(ニッチェの所属事務所)に言えば良いでしょ、ひとりは持ってきてたんだし」とこの言葉に、スタジオでVTRを見ていた宮迫博之(雨上がり決死隊)の表情が曇る。事務所の名を出されて非難されることは、芸人にとってかなり辛いらしい。
1月2日放送の『超人気番組が一挙集結 夢の祭典!番組対抗!ドッキリアワード2017』でこの様子が放送されると、ツイッター上でこの企画に対して多くの非難の声があがった。「和田アキ子のドッキリえげつない」「和田アキ子のパワハラに不快感」「和田アキ子気分悪い、超嫌い」と台本通りに演技をした和田が悪者扱いになっている。また「ニッチェ江上へのドッキリは、今年初めてキレそうになった」「ニッチェ江上かわいそう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)