2010年11月からディズニー・チャンネルの青春ドラマ『シェキラ!』で、「元気で底抜けに明るく、ちょっとマヌケなシーシー役」を熱演していた、女優のベラ・ソーン。W主演の相手ゼンデイヤとの息もぴったりで、同局を背負って立つ正統派アイドルとして期待されていた。



 それまでディズニー・チャンネルの顔だったマイリー・サイラスは、11年1月に主演ドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』が終了し、同局との契約を終えてからというもの、アバズレ道をまい進し、全米をあぜんとさせていた。そのため13年11月に『シェキラ!』が終了した時、「ベラとゼンデイヤも迷走してしまうのか」と懸念する声が上がっていた。

 そんな心配をよそに、頭脳明晰なゼンデイヤは、若い世代のファッションアイコン&少女たちのオピニオンリーダーとしての地位を確立。大学進学を視野に入れつつ、女優業を優先させ、15年1月から同局で放送開始された主演ドラマ『ティーン・スパイ K.C.』のプロデューサーも担っている。昨年は歌手クリス・ブラウンとコラボした「Something New」が大きな話題を集めるなど、着実にキャリアを積み上げている。

 一方のベラも映画や人気ドラマなどに出演。
演技を通して、アイドルから女優へ華麗にステップアップしていくだろうと思われていた。

 が、ベラは次から次へと仕事はこなしていものの、私生活でははじけまくりで、以前の清純なイメージは崩壊。マイリーとは異なる「リアルなエロ」を感じさせる露出の高さと、ハンサムボーイを取っ換え引っ替えしたり二股をかけたりする私生活で、同世代の女子から大バッシングされるようになってしまった。

 そんなベラが、女友達と情熱的にディープキスをする動画を、動画共有アプリ「スナップチャット」に投稿。米ゴシップ芸能サイト「Hollywood Life」によると、ベラは4月24日に「大親友のロー」と濃厚なキスをする動画をアップしたとのこと。頬はへこんでおり、互いの舌を絡めたり吸い合ったりしているのがわかる。
動画は10秒ほどの短いものだが、この後もいろいろとしたのではないかと想像してしまうようなポルノチックな動画だ。



 ベラはこの夜、同様のキス動画をほかにも投稿。「アタシたちのファーストキス」というキャプションを入れたものもあった。また車で移動中にローがバナナを喉の奥深く入れたり出したりする、いわゆるディープ・スロートを思わせる姿も公開。ローが自分の指をしゃぶった後、ベラにもしゃぶらせる動画もあったが、どれもむせ返りそうなほどのエロティックな空気に包まれていた。

 このローという女性は、ロー・ジャンヌというアリゾナ大卒の才女で、モデルかつ社会活動家。
ブロンドヘアーの美女である。彼女は、ベラのファンの間では「ベラの大親友でありアシスタント」として知られた存在で、ローのインスタグラムにはベラとの写真がたくさん投稿されている。ちなみにローのインスタグラムの自己紹介文は、「フルタイムでベラ・ソーンの“インスタグラム夫”をやってます」だ。

 ベラは昨年、バイセクシャルであることをカミングアウトした。そのこともあってか、色気のないマイリーが舌を突き出しながらトゥワークしても「ピクリとも反応しない」という殿方が多かったが、ベラは妖艶な雰囲気を持っているため、興奮する男性が続出している。

 だが、そんな男性たちとは正反対に、ベラのファンは大いに戸惑っている。
このところ女優としてパッとしていないベラが、再ブレークを懸けた主演ドラマが、ディズニー傘下の「フリーフォーム」局で18日に放送開始されたばかりだからだ。タイトルは『Famous in Love』で、映画オーディションを受けた女子大生が一躍スターになり、生活が一変するという物語。三角関係に、エッチなシーン、女性とのキスシーンなどセクシュアルなシーンもあり、「リアルでおもしろい」と評判は良い。動画ストリーミングサービス「Hulu」などでも配信されており、順調にシーズンを重ねていくのではないかと期待されている。セクシュアルなシーンがあるとはいえ、ディズニー傘下の放送局。あまりにもスキャンダラスな私生活は、イメージダウンにつながり、ドラマが打ち切られてしまうかもしれない、と心配するファンが多いのだ。


 男性ファンは増えているが、若い女性ファンは離れつつあるベラ。性に開放的な彼女が今後、どのような人生を歩んでいくのか?女優として成功を収めることはできるのか?注意深く見守っていきたい。