人は本を読むと、その本に登場する架空の人物の感情や考え方、信念、会話をしているときの返答などを知らず知らずのうちに取り込んでしまう。しかも、登場人物の特徴が物語の後半で明かされたときの方が、読者がその人物に感情移入してしまう確率が高まるそうだ。
70人の異性愛者の男性を対象におこなわれたある研究では、主人公が最初からゲイだとわかるストーリーと、後半になってゲイだと明かされるストーリー、そして主人公がゲイではないストーリーの3種類の本を用意。その結果、後半で主人公がゲイだとわかる本を読んだ男性グループは、あとの2グループに比べて同性愛者への理解を示す人が多かったという。
この研究をおこなったダートマス大学のジェフ・カウフマン氏とオハイオ州立大学のリサ・リビー氏は、「この手法を使えば、これまで共感できないと思っていた人たちにも、心を開けるようになるかもしれない」とコメント。何かに偏見をもっている人は、あえてその種の本を読むことで、偏見を取り除くキッカケができるかもしれない。
参照元:You are what you read: How we naturally become similar to our favourite fictional characters(2012年5月14日)―Mail Online











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