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ファミコンテイストが懐かしい。ドット絵のアクションシューティング「洞窟物語」って知らないか?

2011年3月22日 11時00分 ライター情報:小野憲史

日本の同人ゲームがアメリカで大ブレイク「洞窟物語」!

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「Kenjiは日本人だろ? だったら『Cave Story』って知らないか?」

はい、どっかで聞いたようなフレーズですみません! でも、ホントにホントなんですって。「Cave Story」すなわち「洞窟物語」。PC向けに04年、リリースされた同人ゲームです。これが昨年から今年にかけて、アメリカで大ブレイク中なんですよ。

なんたって昨年3月のWiiウェア版を皮切りに、11月のニンテンドーDSiウェア版、そして今夏はなんと、ニンテンドー3DS版がカートリッジで発売される予定。海外エンタテインメントのレビュースコアを集計して指標を示す、メタクリティックでも89点を獲得。大手のゲームでも80点未満のソフトが大半の中、快挙といって良いでしょう。

それにしても、同じく英語版が大ブレイクした「ゲーム発展国++」や、モノトーンな世界観が恐ろしくも美しい「LIMBO」をはじめ、これまでエキレビでも紹介したようなインディゲームが、欧米ゲームシーンではブームです。

あ、インディゲームってのは、企業ではなく個人や小集団によって制作され、リリースされるゲームのこと。日本の同人ゲームと似ていますが、商業志向が強い点が特徴です。インディゲームとしてリリースし、人気を集めた後に、企業と契約して本格的に商業販売される例も少なくありません。当然内容もオリジナル中心です、はい。

このインディゲームですが、欧米ではテレビゲーム黎明期から存在していました。ちょっとアイディアが浮かんだら、PCでゴリゴリと作ってしまい、企業に売り込んだり、通信販売でリリースしたり。そんな中から「バンゲリングベイ」「ウルティマ」といった、数々の名作ゲームが生まれてきたんです。

90年代以降、家庭用ゲームが全盛となった日本と違い、欧米ではPCゲーム市場が継続。インディゲームも生き残りました。さすがに2000年代に入ると、PCゲーム市場は先細りとなっていきますが、リーマン・ショックでアメリカ経済が一気に悪化。ゲーム業界でも大手スタジオで次々にリストラされる事態となりました。

その一方でiPhoneアプリやソーシャルゲームなど、小資本でも始められる新しいゲームプラットフォームが登場し、大手を離れたゲーム開発者が続々と転向。115円の低価格で大ブレイクした「Angry Birds」や、農場系ゲームで一世を風靡した「FarmVille」などのサクセスケースが登場します。

ライター情報

小野憲史

主夫ときどきゲームジャーナリスト。趣味でNPO法人IGDA日本代表

URL:Twitter:@kono3478

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