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でかい、軽い! 3DSLLでマリオがジャンプする興奮

2012年7月31日 11時00分 ライター情報:多根清史

近くはクッキリ、遠くはボンヤリ。でっかくなった3DSLLの画面のおかげで、立体視のパワーがやっと発揮された!

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でっかくなった3DSことニンテンドー3DS LLと、「Newスーパーマリオブラザーズ2」が発売されました。ていうか、気づいたらウチに届いてました。ノリノリで買ったというよりは、宅配が来るまでアマゾンで予約してたのも忘れてた消極っぷりですよ。
1年近く付き合って分かったけど、先代の3DSはドジッ子ハード。前のDSより表現力は優れているものの、ウリの立体視は役立たず。3Dメガネをかけずに絵が飛び出すーーということは、本体を持つ姿勢やのぞき見る角度が厳しく限られてる。斜めから見ればぼやけ、エキサイトして左右の中心からズレても3Dはたちまち崩壊。
ほとんど3D機能は切りっぱなしにしていたが、バッテリーの持ちの悪さはブチ切れもの。任天堂ハードですから、ファミコンやスーファミといった据え置きハードでどっしり腰を落ち着けて取り組むRPGやシミュレーションのシリーズものが多い。なのに、セーブする前に電池切れ。「ずっと家のコンセントに繋ぎっぱなしの携帯ゲーム機」って、コンセプトおかしくない? しょうがない、バッテリもでかくなってる3DSLLを予約しとくか……そんな感じ。

かたや「Newスーパーマリオブラザーズ2」は、全世界で2500万本以上も売れたメガヒット作の続編。前は3Dが当たり前のなかで2Dアクションゲームへの原点回帰が話題にもなりましたが、「原点回帰の続編」って何? 3DSだけに背景は立体的になるだろうし、天下の「マリオ」を背負ったタイトルが面白くないわけがない。でも、予想を超える化け方はしそうにもない。
さほど期待してないハードの後継機と、妥協する気満々のマリオ続編。二つが別々に届いてたら「そこそこ」で終わってたかもしれない。でも、二つが合体すると、モノの見事に化けた…!
マリオがジャンプする、より広い野山や海で。マリオが駆ける、草原を吹き抜ける風を感じるフィールドで。マリオが翔ぶ、重力の枷を感じさせない軽やかさで。
要するに、画面がデカくなった。3DSLLの液晶は、従来の3DSから約1.9倍もの巨大化。携帯ゲーム機が大きくなるというとドン亀なイメージをしやすいが、むしろ14インチの液晶テレビが20インチになったのと近い。今までの3DSはHD画質を古ぼけたブラウン管で見ていたとすれば、3DSLLはハイビジョンぐらいの違いを感じる。
画面が広くなったということは、視野角(画面が見える限界の角度)が広くなったってこと。

ライター情報

多根清史

1967生。『オトナアニメ』(洋泉社)スーパーバイザー/フリーライター。『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)など。

URL:Twitter:@bigburn

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