今注目のアプリ、書籍をレビュー

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「週刊モーニング」の電子書籍アプリが凄い。雑誌版との違いを徹底チェック

2013年5月17日 11時00分 ライター情報:杉村啓

メニュー画面はこのようになっています。前号との切り替え、明度調整、目次、共有、その他です。「共有」ではTwitterやFacebook、LINE、Mailなどに送ることができますが、残念ながら画像を送れるわけではありません。アプリの公式ページへのリンクと、「クッキングパパを読んでいます #Dモーニング第24号 」のように現在読んでいる作品とハッシュタグを通知します。

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iPadなどのタブレット端末が登場し、いよいよ電子書籍が本格的にくる! となったとき。期待した未来がありました。それは、毎週読んでいる雑誌が勝手に端末にセットされること。特に、週刊漫画雑誌が自動的にダウンロードされる未来を望んだのです。残念ながらNewsstandが開始されたときでも漫画雑誌はラインナップに無かったし、おそらく一番最初の漫画雑誌アプリであったジャンプSQ.Dもいつの間にかなくなってしまったし、そういった未来はこないのかなと思っていたら、きました。きたんですよ! しかも、これ以上ない形で!

5月16日から配信開始された「Dモーニング」アプリは講談社の週刊漫画誌「モーニング」の電子書籍アプリです。対応機種はiPhoneやiPadなどのiOS端末になります。

なんと、Dモーニングアプリは毎週木曜日のモーニング誌発売に合わせて、同日に配信されるのです! しかもかかる金額が月額500円のみ。モーニング誌の定価が330円だから、月に4回出るとして、1320円分が500円になるのです。発売日と同じ日に読めて、なおかつ安いとは何と素晴らしいのでしょうか。

最も、完全な形ではありません。「バガボンド」「BILLY BAT」はこのアプリでは読むことができず、紙の雑誌で読まなければなりません。それから、各ページにあるノンブル(ページ番号)、各広告ページ、アンケートページ、プレゼントコーナー、一番最後の目次および編集後記、巻頭のカラー特集ページを見ることができません。特に今週は個人的に愛してやまないクッキングパパとCOOKPADとのコラボ記事および表紙の荒岩キャラ弁の解説があったので、これも是非アプリでも見たかった!

その代わりなのかどうかはわからないのですが、Dモーニングならではの企画が入っています。ひとつは紙のモーニングには入っていない作品。「山下和美名作読み切り劇場」では「天才柳沢教授の生活」から傑作選を、一色まこと短編集「ガキの頃から」より「駒子」前後編が載っています。No.24号では「コウノドリ」の第一話(連載の方の「コウノドリ」はこの号では休載です)が掲載されています。

面白いのは、最近連載が始まった「サイレーン」「Dr.愛助の孤独」でしょうか。Dモーニングでは23号から読むことができるのですが、これらの作品は23号時点で2話目だったり3話目だったりします。なので、23号には「サイレーン」は一挙2話掲載、「Dr.愛助の孤独」では一挙3話掲載になっているのです。

ライター情報

杉村啓

醤油と日本酒と料理漫画とその他諸々をこよなく愛するライター。なんでも超丁寧に解説します。近著に『白熱日本酒教室』(星海社)、『醤油手帖』(河出書房新社)ほか。

URL:醤油手帖

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