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知っておくと『風立ちぬ』が断然面白くなる10のポイント

2013年7月26日 11時00分 ライター情報:たまごまご

宮崎駿の新作映画『風立ちぬ』は、一見歴史の人物を追った伝記物に見せかけて、とんでもない仕掛けがたくさんしてある、非常に凝った映像と音の映画。作品としてすさまじいので是非見てほしいのですが、その前に幾つか知っておくとちょっとだけニヤリとできる10のポイントをご紹介。

[拡大写真]

宮崎駿の最新作『風立ちぬ』
現実でありながらファンタジーのようなこのアニメ、自分が見て一番最初にもった感想は「妹がかわいい」ってことでした。
「にい兄さま!」って呼び方にやられました。ぼくも「たま兄さま!」って呼ばれたい。
叱られたい。

さて、『風立ちぬ』を見る際、知っておくと面白さが増すポイントを幾つかあげておきます。
ネタバレはないです。知っているとほんのちょっとだけニヤっとできる10の項目です。

1・素晴らしいメガネ描写
主人公の堀越二郎は、メインビジュアルにもあるように分厚い瓶底メガネをしています。
で、この絵だけで、光の屈折の関係で、メガネによって顔の輪郭が歪んで見えているのがわかります。
これが全編に渡って描かれています。顔の輪郭、目、眉毛がメガネ部分、ずれています。
すごく地味ーな演出なんですが、これほとんどのマンガ・アニメでは行われない手法。
なんせめんどくさい。いちいちずらさないといけないし、角度によって変わるし。
しかし、堀越二郎というキャラを見る時にこれ、割と重要なパーツになっているので要チェックです。
特に菜穂子と会ってから。メガネを外すのはあるシーンだけです。

2・シベリヤ
とあるシーンで「シベリヤ」というお菓子が出てきます。
これ何かというと、カステラの間に羊羹または餡が挟まっているもの。とかした羊羹をカステラの上に流しこんで固めます。
名前の由来は「永久凍土のように層状だから」という説が有力ですが、定かではありません。
まあ、最近では一部で売っているくらいですが、昭和初期は子供の食べたいお菓子のトップだったそうな。
ユニークなのは、これが出てくるシーンが非常に意味深なのと、シベリア自体が極めて、発案者など由来が謎に包まれているお菓子だということ。
さー、映画を見て深読みしたくなっちゃいますよ……?

3・タバコ
タバコ映画です。って言っていいんじゃないかってくらい、タバコを吸うシーンが実に多いし、うまい。
ここでタバコ吸うんだろうなー、ってところで吸います。ちょっと意識して見ると、タバコだけでキャラが見え隠れするくらいに。
同時に、各国の人がそれぞれの国のタバコを吸っているのも要チェック。
ちなみに堀越二郎の吸っているタバコ「チェリー」は、明治37年、煙草専売局が製造販売。吸口とフィルターのないもの。
この「チェリー」は宮崎駿も愛煙しています。

4・計算尺
堀越二郎の愛用品であり、とあるシーンで使われる大事なアイテムでもあり、さらにあるシーンでは……とにかくいっぱい出てきます。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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