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「サンライズ立ちをするいちご」って書いてあった「アイカツ!」木村監督&加藤シリーズ構成に聞く 1

2014年7月15日 09時00分

ライター情報:丸本大輔

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現在、2ndシーズンが放送中の「アイカツ!」。初期エピソードの中でも、特にアニメファンの間に強烈なインパクトを与え、作品の魅力の幅を大きく広げたのが第9話「MOVE ON NOW!」と、第12話「WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS!」。主人公・星宮いちごのスケールの大きな行動には多くのファンが驚愕し、爆笑した。木村監督と加藤シリーズ構成にとっても、思い出深いエピソードらしい。 
(C)SUNRISE/BANDAI,DENTSU,TV TOKYO

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トップアイドル神崎美月に憧れて、生徒全員がアイドルの「スターライト学園」に入学した星宮いちごと、親友の霧矢あおい。二人をはじめとする新人アイドルたちの熱いアイドル活動を描いたアニメ「アイカツ!」
女児をメインターゲットにした作品ではあるものの、世代を問わず大人気。2012年10月に始まった1stシーズンに続き、2013年10月からは2ndシーズンが放送中で、2014年12月13日(土)には「劇場版アイカツ!」も公開されます。
2ndシーズンもクライマックス直前の今、アニメ「アイカツ!」の中心人物である木村隆一監督と、シリーズ構成・脚本の加藤陽一さんに、企画のスタートから今後の展開まで熱く語って頂きました。

ウェットになり過ぎず、ポジティブ感を保つ

―――「アイカツ!」はバンダイのカードゲームがベースになっている作品ですが、お二人が今作の企画に関わったのは、いつ頃ですか?
木村 企画に関わったのは、加藤さんの方が全然先ですよね。
加藤 2010年くらいからゲームの企画自体は始まっていて。その企画を通す上で、ゲームに連動したアニメを作るとしたらどういう形ならできるのか、といった事をバンダイさんと一緒に考えました。その後、ゲーム作りが始まってからは参加していなくて。1年くらい後、監督と一緒にアニメの現場へ入った感じです。
木村 僕のところに話が来たのは2012年になってからで、かなりギリギリの感じでした。
―――作品の設定は、ゲームの方でかなり固まっていたのでしょうか?
木村 世界観のようなものだけで、物語についてはほとんど決まっていませんでした。
加藤 (前に)僕が参加していた段階でスターライト学園とか、アイカツシステムとか、「芸能人はカードが命」という言葉とかを決めていて。それを、もう一回、監督といじりはじめた感じですね。
―――アニメについて、木村監督は最初にどのような方針を考えられたのですか?
木村 スポ根をやりたいというオーダーがあって。ゲームの方で、トップアイドルの美月といちごの設定は漠然と決まっていたんです。その世界観とキャラクターから考えていくと、自然と「エースをねらえ」のお蝶夫人と岡ひろみのような関係性をベースにするのが良いかなと。そこからどう味付けしていくかという感じでした。
―――その味付けの方向性としては?
木村 僕としては、コメディにしたいという事が一番軸にありました。震災の翌年だったので暗い作品にはしたくなかったんです。

ライター情報

丸本大輔

1974年生まれ。フリーライター。瀬戸内海で生まれ育ち、現在は東京の西側在住。インタビューを中心に活動。得意ジャンルは、アニメ、マンガ、サッカーなど。

URL:Twitter:@maru_working

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