「みんな〜今日は私たちの映画を観に来てくれて、どうもありがとう！ いっぱい楽しんで、笑顔になってもらえると嬉しいな。フフッヒ♪」
11月30日（日）にユナイテッド・シネマ豊洲で開催された「劇場版アイカツ！」完成披露試写会。
まずは、主人公の超人気アイドル星宮いちごを演じる諸星すみれがキャラクターの声で会場のファン（大半が女子小学生と保護者）に挨拶。
他のキャストもキャラクターボイスを披露していく。
いちごの親友で、アイドルだけが通うスターライト学園にも一緒に編入した霧矢あおい役、田所あずさ。
「みんな〜今日は本当に来てくれて、ありがとう。みんなが映画を観に来てくれるなんて、穏やかじゃない！ 短い時間だけど、よろしくね」
10月から3年目に突入したTVシリーズの「アイカツ！」では、憧れの先輩いちごから主人公の座を引き継いだ大空あかり役、下地紫野。
「今日は、こんなに素敵なステージに立たせていただいて。
アメリカでも大人気だった逆輸入アイドル、一ノ瀬かえでを演じる三村ゆうな。
「Hello！ 今日は来てくれてThank you〜♪ とってもSpecialなMovieになったから、みんなEnjoyしてね♪」
常にハイテンションなスターライト学園の教師、ジョニー別府役の保村真は、ジョニーのトレードマークのジャージ姿で登場し、ハデなアクションの後に一言。
「リッスン、ハニーたち！ 今日はスター宮たちの晴れ舞台に来てくれてサンキューベリーマッチ！！ ティーチャーオブティーチャーの、このジョニー別府の活躍にも要チェックだ！ Yeahhhh！！」
決めセリフも披露し（あかりには無いが……）、登場から数分でアイカツファン（筆者含む）のハートを掴んだ5人のキャストは、木村隆一総監督と一緒にトークを展開。イベント後に上映される「劇場版アイカツ！」（12月13日より全国ロードショー）の内容に関する話題は控えめだったが、代わりに「アイカツ！」のアフレコ現場の様子についての興味深いエピソードが数多く披露された。
スターライト学園の光石織姫学園長を演じる松谷彼哉について語ったのは、1年目の途中から登場したかえで役の三村と、松谷と絡むシーンも多い保村。
三村「松谷彼哉さんが新しく現場に入ってくる人に、すごく気を使って下さって、『いつもこの位置に誰々が入っているよ』とか、『今、お話はこういう流れだよ』とか教えて下さるんです。全体の雰囲気もすごく良くて、私もすぐファミリーに入っていけました」
保村「若い女の子ばかりの現場なので、学園マザー（学園長）がお母さんで、自分はお父さん。娘と言ってもおかしくない子ばかりなので、どんどん成長する姿は我が娘を見ているようで……って、娘、いないですけど（笑）」
「劇場版アイカツ！」は、TVシリーズの1年目、2年目を通して、新人アイドルから人気アイドルへと成長してきたいちごが真のトップアイドルになるためのスペシャルライブ「大スター宮いちごまつり」を開催するという物語。
TVシリーズの主人公があかりへと世代交代した今、いちごを主人公とした物語を映画で描くことには、木村総監督の強いこだわりがあったそうだ。
木村「2年間、いちごが主役としてやってきたので、最後にいちごが一番上まで上り詰めるような話をやりたいと思いました。そして、いちごだけじゃなくて、これまでに登場したアイドルたちみんなの成長した姿が観られるような映画にしたいと思って作りました」
さらに木村総監督は、諸星と下地について「二人の関係が、まるで、いちごとあかりみたいな関係なんですよね。
下地「すーちゃんは、ずっとお仕事をやってきてる事もあって、私のお姉ちゃんにしたいなと思うくらいすごくしっかりしているし（笑）。本当にいちごちゃんみたいな感じで、いるだけで場の空気が明るくなる。私があかりの目線だからかもしれないですけど、いつも現場で、すごくかっこいいな、本当に頼りになる先輩だなって思っています」
下地の言葉に照れながら恐縮する諸星を、下地と同じ年齢の田所がさらに絶賛。
田所「すーちゃんは『私はアイカツの主人公なんだぞ！』って……あ、威張ってはいなくて謙虚なんですけど（笑）。
2011年の放送スタート時から親友役を演じてきた諸星と田所の間には、いちごとあおいのような特別な絆も生まれているという。
田所「前はアフレコでマイク前に立つとすごく緊張しちゃっていたんです。でも、最近は（3人ユニットの）『ソレイユ』を組んでいる紫吹蘭役の大橋彩香ちゃんと、すーちゃんが隣にいると『いつもの3人だ』みたいに安心するようになって……」
諸星「私も、ずっと一緒にアイカツしてきた仲間なので、隣にいるとすごくホッとするというか。なんだろうな……あおいちゃんだなっていうか。本当に私にとってはいなくてはならない存在になっています」
田所「（笑顔で）嬉しいです」
作品やキャラクターについて熱く語るいちご（諸星）を、優しい笑顔で見守るあおい（田所）。
「いちごの事が大好きなあおい」推しのアイカツファンとして、そんな光景を見られたことにも大満足の完成披露試写会だった。
さらに超大満足の内容だった「劇場版アイカツ！」本編については、また後日、別の記事で。
とにかく、諸星がイベント中に語った「本当にアイカツパワー全開の映画」という表現がぴったりの作品になっていることは保証しよう。
本当に、穏やかじゃない！
（丸本大輔）
「劇場版アイカツ！」
2014年12月13日（土）冬休みロードショー
企画・原作：サンライズ 原案：バンダイ
総監督：木村隆一 監督：矢野雄一郎 脚本：加藤陽一 キャラクターデザイン：やぐちひろこ 副監督：小山田桂子
アニメーション制作：サンライズ 製作：「劇場版アイカツ！」製作委員会（サンライズ バンダイ 東映 ハピネット 電通 テレビ東京）
配給：東映
映画公式サイト：http://www.aikatsu-movie.net/
11月30日（日）にユナイテッド・シネマ豊洲で開催された「劇場版アイカツ！」完成披露試写会。
まずは、主人公の超人気アイドル星宮いちごを演じる諸星すみれがキャラクターの声で会場のファン（大半が女子小学生と保護者）に挨拶。
他のキャストもキャラクターボイスを披露していく。
いちごの親友で、アイドルだけが通うスターライト学園にも一緒に編入した霧矢あおい役、田所あずさ。
「みんな〜今日は本当に来てくれて、ありがとう。みんなが映画を観に来てくれるなんて、穏やかじゃない！ 短い時間だけど、よろしくね」
10月から3年目に突入したTVシリーズの「アイカツ！」では、憧れの先輩いちごから主人公の座を引き継いだ大空あかり役、下地紫野。
「今日は、こんなに素敵なステージに立たせていただいて。
しかも、こんなに先輩方に囲まれていて、すっごく緊張しています。でも、頑張りますので、みなさん、どうかよろしくお願いします！」
アメリカでも大人気だった逆輸入アイドル、一ノ瀬かえでを演じる三村ゆうな。
「Hello！ 今日は来てくれてThank you〜♪ とってもSpecialなMovieになったから、みんなEnjoyしてね♪」
常にハイテンションなスターライト学園の教師、ジョニー別府役の保村真は、ジョニーのトレードマークのジャージ姿で登場し、ハデなアクションの後に一言。
「リッスン、ハニーたち！ 今日はスター宮たちの晴れ舞台に来てくれてサンキューベリーマッチ！！ ティーチャーオブティーチャーの、このジョニー別府の活躍にも要チェックだ！ Yeahhhh！！」
決めセリフも披露し（あかりには無いが……）、登場から数分でアイカツファン（筆者含む）のハートを掴んだ5人のキャストは、木村隆一総監督と一緒にトークを展開。イベント後に上映される「劇場版アイカツ！」（12月13日より全国ロードショー）の内容に関する話題は控えめだったが、代わりに「アイカツ！」のアフレコ現場の様子についての興味深いエピソードが数多く披露された。
スターライト学園の光石織姫学園長を演じる松谷彼哉について語ったのは、1年目の途中から登場したかえで役の三村と、松谷と絡むシーンも多い保村。
三村「松谷彼哉さんが新しく現場に入ってくる人に、すごく気を使って下さって、『いつもこの位置に誰々が入っているよ』とか、『今、お話はこういう流れだよ』とか教えて下さるんです。全体の雰囲気もすごく良くて、私もすぐファミリーに入っていけました」
保村「若い女の子ばかりの現場なので、学園マザー（学園長）がお母さんで、自分はお父さん。娘と言ってもおかしくない子ばかりなので、どんどん成長する姿は我が娘を見ているようで……って、娘、いないですけど（笑）」
「劇場版アイカツ！」は、TVシリーズの1年目、2年目を通して、新人アイドルから人気アイドルへと成長してきたいちごが真のトップアイドルになるためのスペシャルライブ「大スター宮いちごまつり」を開催するという物語。
TVシリーズの主人公があかりへと世代交代した今、いちごを主人公とした物語を映画で描くことには、木村総監督の強いこだわりがあったそうだ。
木村「2年間、いちごが主役としてやってきたので、最後にいちごが一番上まで上り詰めるような話をやりたいと思いました。そして、いちごだけじゃなくて、これまでに登場したアイドルたちみんなの成長した姿が観られるような映画にしたいと思って作りました」
さらに木村総監督は、諸星と下地について「二人の関係が、まるで、いちごとあかりみたいな関係なんですよね。
年は逆だけど」と証言。下地もそれに同意し、自分の方が年上だが「星宮先輩」に憧れるあかりのように、諸星を尊敬の眼差しで見ていると語った。
下地「すーちゃんは、ずっとお仕事をやってきてる事もあって、私のお姉ちゃんにしたいなと思うくらいすごくしっかりしているし（笑）。本当にいちごちゃんみたいな感じで、いるだけで場の空気が明るくなる。私があかりの目線だからかもしれないですけど、いつも現場で、すごくかっこいいな、本当に頼りになる先輩だなって思っています」
下地の言葉に照れながら恐縮する諸星を、下地と同じ年齢の田所がさらに絶賛。
田所「すーちゃんは『私はアイカツの主人公なんだぞ！』って……あ、威張ってはいなくて謙虚なんですけど（笑）。
（主役として）引っ張っていく姿勢というか、すごく背筋がピンとなった後ろ姿とかを観ていると、私もついていなかきゃという気持ちになるし、隣にいて安心します」
2011年の放送スタート時から親友役を演じてきた諸星と田所の間には、いちごとあおいのような特別な絆も生まれているという。
田所「前はアフレコでマイク前に立つとすごく緊張しちゃっていたんです。でも、最近は（3人ユニットの）『ソレイユ』を組んでいる紫吹蘭役の大橋彩香ちゃんと、すーちゃんが隣にいると『いつもの3人だ』みたいに安心するようになって……」
諸星「私も、ずっと一緒にアイカツしてきた仲間なので、隣にいるとすごくホッとするというか。なんだろうな……あおいちゃんだなっていうか。本当に私にとってはいなくてはならない存在になっています」
田所「（笑顔で）嬉しいです」
作品やキャラクターについて熱く語るいちご（諸星）を、優しい笑顔で見守るあおい（田所）。
「いちごの事が大好きなあおい」推しのアイカツファンとして、そんな光景を見られたことにも大満足の完成披露試写会だった。
さらに超大満足の内容だった「劇場版アイカツ！」本編については、また後日、別の記事で。
とにかく、諸星がイベント中に語った「本当にアイカツパワー全開の映画」という表現がぴったりの作品になっていることは保証しよう。
本当に、穏やかじゃない！
（丸本大輔）
「劇場版アイカツ！」
2014年12月13日（土）冬休みロードショー
企画・原作：サンライズ 原案：バンダイ
総監督：木村隆一 監督：矢野雄一郎 脚本：加藤陽一 キャラクターデザイン：やぐちひろこ 副監督：小山田桂子
アニメーション制作：サンライズ 製作：「劇場版アイカツ！」製作委員会（サンライズ バンダイ 東映 ハピネット 電通 テレビ東京）
配給：東映
映画公式サイト：http://www.aikatsu-movie.net/
