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茅野「今も上手く気持ちを言い表せない」佐藤順一監督&茅野愛衣「ARIA The AVVENIRE」

2015年9月29日 08時50分 ライター情報:丸本大輔
世代を超えて名作アニメーションを生みだし続けている「世界のサトジュン」こと佐藤順一監督。水の惑星アクアの観光都市ネオ・ヴェネツィアを舞台に、観光水先案内人「ウンディーネ」の少女たちの交流や成長を描く「ARIA」シリーズも代表作の1つ。2008年の春、天野こずえの原作コミックとともに美しいフィナーレを迎えた後も、新作を望む声は途絶えることがなかった。
そして、アニメ化10周年の今年、新作「ARIA The AVVENIRE」が誕生。9月26日から劇場上映されている。
原作の未アニメ化エピソードを元にした1話、2話と、天野こずえが描き下ろした新作漫画を元にした3話で構成される「ARIA The AVVENIRE」。Blu-rayBOX(全3巻)には1話ずつ収録

最終話以降の新たな物語も描かれる本作には、2人の新人ウンディーネが新キャラとして登場。行動力にあふれて自信家のあずさ・B・マクラーレン中原麻衣が、おっとり天然系のアーニャ・ドストエフスカヤ茅野愛衣が演じている。
2年前に掲載した佐藤監督と茅野の「たまゆら〜あぐれっしぶ〜」対談では、茅野が声優を志したたきっかけは「ARIA」だと語り、佐藤監督を驚かせた。そして、「ARIA The AVVENIRE」のアフレコ直後、2人の対談が再び実現。前回以上に濃い「ARIA」トークが展開した。

──「ARIA」の新作が誕生することになった経緯を教えてください。
佐藤 以前から要望の多かった「ARIA」のBlu-rayBOX化が実現することになったとき、特典は何が良いかという話になったんです。最初は総集編という話もあったのですが、それではファンの方のテンションもあまり上がらないでしょうし、どうせ映像を作るのであれば、新作が作りたいと。でも、「ARIA」はあまりにもきれいに終わったので、その続きを作るのは難しいんですよね。
──たしかに、ファンの一人として続きは観たかったですが、原作もアニメも本当に綺麗に終わっているので、どんな話ができるのかは想像ができなかったです。
佐藤 そうなんですよ。以前、OVAとかの話があったときにも「無理です」と言っていたんです。だから、今回もネタが無ければ無理だろうと思っていたのですが、(製作会社の)松竹さんが天野先生に聞いたら「ネタはあります」と。
──すでにあったんですか!?
佐藤 天野先生も松竹さんに聞かれるまで忘れていたらしいんですけど、連載が終わってすぐに描いたネタがあったんですよ。それで、ネタがあるならやるしかないですねって流れになったんです。
茅野 すごいですね〜。
──最終回の直後に、新しいネタを作っていたというのがすごいですね。
佐藤 我々とは違う脳の回路があるんですかね。

ライター情報

丸本大輔

1974年生まれ。フリーライター。瀬戸内海で生まれ育ち、現在は東京の西側在住。インタビューを中心に活動。得意ジャンルは、アニメ、マンガ、サッカーなど。

URL:Twitter:@maru_working

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