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「おそ松さん」イヤミのお笑い学校がガチ過ぎた件

2016年2月24日 09時50分 ライター情報:井上マサキ
「バラエティの真似事をする小手先野郎は一番腹が立つ!」
「守るものが何もないのに守ろうとするな!」
「好きなことやるために売れろ!」

お笑い志望の若者を叱りつけるこのセリフ。本当は語尾に全て「ザンス」が付く。アニメ『おそ松さん』第20話の「イヤミの学校」。イヤミが校長を務めるお笑い学校がガチだったのだ。
「おそ松さん 第3松」DVD/エイベックス・ピクチャーズ

お笑い志望の素人6パターン


「イヤミの学校」は、イヤミとチビ太が開く「イヤミのお笑い学校」におそ松さんたち6人が「お笑いやりにきました〜」と入ってくる。「いつデビューできるんだ?」「テレビいつ出んの?」とすっかりなめた態度。彼らの自己紹介はこんな感じだった。

おそ松「クラスでは常に笑いとってましたー」
カラ松「俳優業では運に恵まれなくてな……サインいるか?」
チョロ松「ツッコミには定評あり。あとMCと裏回しもいけまーす」
一松「俺の笑いに客がついてこれるか……ふっ、それだけが心配」
十四松「個性?ロジック?なにそれ?テンション!テンション!」
トド松「芸人とは呼ばないで。僕、もっとポップな感じでいくから〜」

いつもの6人のキャラだけど、よく見ると6人それぞれのキャラを活かしたまま「お笑い志望にありがちな素人6パターン」を作り上げているのがわかる。クラスの人気者時代を引きずっている人、ロジックを軽視してシュール一本で行こうとする人、モテることだけ考えている人、自分の笑いに絶対の自信がある人……。

この6人を校長のイヤミが「こういう仕事を舐めたクソ素人のメンタルは、早めにつぶしておくザンス」と、一人一人論破していく。ギャグで済ませるかと思いきや、プロ目線の正面突破で。

おそ松「今テレビ面白くないんだもん。あんなんだったら俺たちのほうが……」
イヤミ「プロになるなら軽々しく面白くないと言うなザンス。笑うという行為にはそれなりの知識と教養が必要。つまり、チミのように面白くないと簡単に切って捨てる輩は、自分にそれが無いと言ってるのと同じザンス!」

トド松「僕モテたいだけだから別に面白くなくていいし……」
イヤミ「モテたい、大いに結構。でも芸にするには異常なまでにモテたくないとダメザンス。毎晩合コンしてエピソード作れるザンスか?逆にモテなかったことのほうがウケるザンスよ。モテたくて始めたのに結果モテないほうが美味しいというジレンマ、それでもやれるザンスか!?」

ここでブサイクだけどポジティブなNON STYLE井上や、5股6股報道がされても芸人に愛される狩野英孝の顔などがチラリと浮かぶ……。

ライター情報

井上マサキ

1975年石巻出身のフリーライター。元SEで2児の父。スマホアプリ・パパ育児・お笑いを中心に活動中。路線図鑑賞家。ケータイ大喜利第14号レジェンド。

URL:Twitter:@inomsk

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