ダムの特長を生かし、水面にメガソーラー設置
千葉県県市原市の山倉ダム水面に太陽光発電設備を設置する計画が挙がっている。10月22日、千葉県企業庁が運営事業者の募集を告知した。


(画像はプレスリリースより)

これは、環境負荷の低減などを目的に、フロート式メガソーラー(水上設置型太陽光発電設備)を設置・運営する事業。工業用水道専用の山倉ダム水面の一部に設置される計画だ。

フロート式太陽光発電はソーラーパネルを水上に浮かべる形の発電所で、ため池などを活用する手法として注目されている。

山倉ダムは、山間部のダムに比べ水位変動や流木などの影響が少なく、水面が安定しているという。この条件を生かし、水面60.7ヘクタールのうち、18ヘクタールをメガソーラーとして活用する。

「固定価格買い取り制度」見直しを受け事業化急ぐ
募集は10月23日に開始した。
企画提案書は11月13日から19日まで受け付ける。事業候補者は11月下旬に決定、今年度中に契約を成立する予定となっている。経済産業省の「再生可能エネルギー固定価格買い取り制度」の見直しを受け、事業化認定までのプロセスを急いだものと思われる。

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